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谷川貞治さんの「巌流島」が猪木ボンバイエの冠を借りて開催 見所と与太話

10月1日にアントニオ猪木会長が亡くなって、アントニオ猪木の名前を冠した大会が年末年始に行われるであろうことは関係者であれば誰もが想像したところでありまして、新日本プロレス共同開催説やIFF単独開催説やRIZIN共催説などが囁かれはしましたが、当たりかハズレかはよくわかりませんが、色々あって最近は影を潜めていたはずの谷川貞治さん率いる巌流島が猪木ボンバイエの名前を使って巌流島を開催することになりました。

僕が敬愛するケンドーカシン先輩は「よりによって巌流島とコラボとは。」と誰もが思っていても言わないであろう一言を打ち抜いてしまい、一同膝を打ちました。僕レベルでさえ思うことはあるのでカシン先輩くらい会長の側にいた方であれば思うことはあるのは当然だと思います。

イノキボンバイエと冠はついているけれど、猪木会長の権利を持つ IGF(猪木元気ファクトリー)が谷川貞治さんの巌流島に名前を貸した形であって、IGFの主催ではないと僕は聞いています。IGFからすると権利料が入ってきてリスクがないので、「まあいいか」と言ったところだと思います。あくまで僕の想像と予想の範囲ではありますが、少なくて1000万、妥当な範囲で2000−3000万、がっちり行ったぜ!ならば4000−5000万といったところだと思うので、黙っていての収入と考えれば機嫌が良くなる話だとは思います。

あくまで僕の解釈は巌流島であって、アントニオ猪木直系大会だと僕は思ってはいないので、格闘技でもプロレスでも出たいとは思わなかったし、カシン先輩と藤田和之さんがどう動くかが猪木イズムの方向性だと僕は思っているので、これまたどんなズンドコ大会かと見物しておりました。(破格のギャラが用意されたのであればあるかもしれませんがまあないですよね。)IGF高橋社長の人脈だとは思うのですが、小川直也さんが総監督になっていたり、周り回って谷川貞治さんの切れない懐刀に落ち着いたShow大谷さんのまったく空気を読めていない記事やYouTubeで、不審火を起こそうにも湿気ていて火もつかない有様は、それはそれで我々好事家をドキドキさせて、一挙手一投足に目が離せませんでした。そういえば小川総監督は柔道の実業団の監督になるような話もあったようななかったような気もするので、総監督の呼び名は満更でもないような気がします。

カードに関しては絶妙な違う!そうじゃない感!で突っ込みどころ満載です。わざわざ記事を書くほど注目はしていなかったのですが、知り合いが試合に出ることになってセコンドを頼まれたり、矢地祐介さんが木村ミノルさんとミックスルールで試合をする話を聞いたりで俄然興味が湧いてきました。矢地祐介さんの10月の塩試合で島流しに遭う感じが味わい深いです。左遷ですよね。でもオコメ(ファイトマネー)はいい話は聞こえてきます。何事もなく無事に払われたらいいですね。

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