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RIZIN.47 堀口恭司さんリベンジ達成 あの堀口恭司さんがベテランの組み立てをしていて時代の流れを感じるの巻

やってきました。RIZIN47代々木大会。最強のmade in JAPAN 堀口恭司。実質堀口恭司で会場は仕上がっているのはすごいことだと思います。

今回もスパイが会場写真を送ってきます。

7月の超RIZINを控えての6月代々木大会と言われると2ヶ月連続の大会観戦は全体の切符代金が上がった現状では流石に無理があるようにも感じていて、超RIZINを見越して今回は会場観戦やPPV観戦を見送ろうとする層が出てくるように思っていたのですが、それなりに会場は埋まっていてRIZINの国内での強さを感じております。ONE日本大会の際に榊原信行さんに「タダ券を撒いて埋めた」とのお言葉を頂いたのを思い出して、ここは言い返すタイミングかとも思いましたが、ここは大人になってグッと堪えるところだと思いました。まあそれはそれとして。

RIZINに限った話ではなく、格闘技全般が取れるところからとことん取る重課金スタイルにシフトしていて、先を見た価格設定にはなっていないので、とりあえず目先の利益を徹底して刈り取るスタイルでいくのだろうと思います。重課金の傾向はエンタメ全体に蔓延していて、ファン=養分としてとことん吸い上げるスタイルが主流です。値段を下げて間口を広げるよりかは間口を狭めて課金を強める方が短期的には利益を上げるので賢いと言えば賢いですが、先があるかと言われればなかなか難しいところがあるようには感じています。まあそれはそれとして。

RIZIN47は堀口恭司さんのリベンジ戦をメインに据えた実質一枚看板で仕上げた大会ではあるのですが、堀口恭司対セルジオぺティスのリベンジ戦にどこまでの引きがあるかは正直わからないです。勝負論があるかと言われると前回の敗戦も負けるその時まで堀口恭司さんが圧倒的優位で試合を進めていたわけで、それを再戦と言われてもまさしく白星を取り戻すだけになってしまいます。何よりも前回の試合と違うのは堀口恭司さんのフライ級での今後の展開にUFCがあるのだとすると、セルジオぺティスさんとのリベンジ戦はそこからは離れた世界線になるので、ファンからするとイマイチピンときていないのだと思います。それでも堀口恭司さんの動く姿を見ておきたいとする縁起物需要があるのもまた重々承知であります。まあそれはそれとして。

今回も全試合を楽しんでいただける与太話あり、涙あり、青木真也の技術解説ありの充実の内容になっております。今回も是非とも購読をよろしくお願いします。


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