通信制高校編①


高3の年の10月、私は通信制高校へ転入した。
私の通う通信制高校は塾のような感じで週に1、2時間くらいマンツーマンの授業があって、それ以外はいつ学校に行ってもいい。体調が悪ければ来なくていいし、良かったら行けばいい。行くも行かないも自由だった。

レポートを提出し、年に何回かあるスクーリングというものに行き、授業を受け、テストを受ければ単位が取れる仕組みだった。

通信制高校には色んなことを抱えて通っている子が多い。
だから心の優しい子たちばかりだった。
それが私には凄くありがたかった。

そこで仲良くなった1つ年下のSちゃんという女の子。
その子はaちゃーん!ってよく話しかけて来てくれて、凄く愛嬌のある可愛い子。

お互い転入したタイミングが同じでまず仲良くなり、お互い共通の趣味を持っていることからさらに仲良くなった。

高3の年の3月、私はみんなから遅れを取らずに学校に卒業できた。
進路が未定だったため、その通信制高校の既卒生コースに在籍して、自分のペースで学校に通っていた。

18歳、8月、私は「死のう」そう思ってた。
しかしそのことを素直にお母さんに打ち明け、私はまた精神科病棟へ入院することが決まった。

2回目の入院①へ続く

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