見出し画像

2020栃木SCの“感想” 前編

こんにちは、こんばんは。

前回、2020年途中の栃木SCの感想を書き綴りましたが、そろそろ最後ということでまとめを書いていこうと思います。

前回の記事はこちら
https://note.com/a_mu_ra/n/n926ecad9ed3c


総括

前回は、そう、17節で書いたんですよ。
当時はリーグで中盤ぐらいの順位。失点がとても少ない!そして得点も少ない!2018年も2019年も同じような傾向だったよ!

というのが、中盤までの栃木SCでした。
その後、あれよあれよという間に失点が積み重なり、リーグ最少失点の称号も逸してしまったかと思うほどでした。


そして40節が終わった段階での戦績は、
11位
14勝13敗13分
ぎりぎり勝ち越せるか、どうかという戦績です。
今までは引き分け多過ぎじゃね!?という年もあったんですが、今年に限って言えば、勝ち数も順位相当、引き分け数も平均ぐらい、負け数も中盤のチームとして妥当と、可もなく不可もなく、まさに栃木県を象徴するような戦績となっています。

そして、期待の得失点ですが

得点39

これは、下から数えていくと5番目に少ない。
一番少ないのがお隣のザスパクサツ群馬さんや岡山さんの37なので、ほんとにギリギリです。せめて40点は超えて欲しい。残り2戦勝つとして、41点。これでなんとか終わって欲しい。

失点37

意外や意外の結果。途中、どっと失点した時期があったんで厳しいかーと思ってたんですが、3番目です。
1位の徳島さんが32、2位の福岡さんが29。
3位、4位の長崎さんが37で甲府さんが38なので、ここは残りの試合は失点なしで銅メダルは取りたいところ。
11位のチームでここまで失点少ないってのは、なかなかないんじゃないでしょうか。素晴らしいことです。

得点力ないチームが急に点を取り出すのは難しいんですが、失点が少なかったチームがいきなり失点しだすというのはよくあることです。
あと3試合、ほんとに耐えて欲しい。

では、こちらの記事を参考に

栃木SCの選手総括を少しだけしようと思います。

GK

1 川田 修平

時折おっちょこちょいなミスをしてるようにも見えるが、栃木が苦しいときにしっかり支えてくれる守護神。今年は塩田選手の怪我でスタメンに名を連ねることになったのだけど、途中でJ1からきた刺客(オビパウエルオビンナ選手)にスタメンを奪われてしまう。
正直、レンタルの選手がしっかりスタメンにいるってのはどうなの!?と思っていたので、来シーズンも頑張って欲しい。

22 塩田 仁史

今シーズンのスタメン候補。シーズン序盤に手首を怪我してしまい、そのまま出てこないなと思ったら、終盤になり復活。落ち着いたプレーは魅力的なので、川田選手とともに来年も栃木SCを支えて欲しい。

31 大野 哲煥

千葉からレンタル移籍で加入、今年は出てないのでわからない。

番外 オビ・パウエル・オビンナ

塩田選手が怪我した直後、J1の横浜マリノスからきた刺客。
当初は出番どうかなと思っていたが、一回目の出場でファンの心をわしづかみ!したわけでもなく、初出場のときは、ロングキックの精度いいな、ぐらい。それなりに堅守をうたっているチームなので、キーパーとしての出番は少なかった。しかし、なんやかんやでスーパーセーブもしつつ9試合の出場。ここまで出たら完全移籍してくれ!と思ったが、そんなわけなく、あっという間に10月にお帰りになりました。
ロングボールでのアシストを最後に決めて帰っていったのは印象的。
向こうではACLでもう4試合も出てるんですって!オリンピックも出るかな?

DF

2 伊藤 竜司

今シーズンで引退。プレーは見てないけど、見た目は派手。そして最後のコメントがとてもよかった。。。

4 髙杉 亮太

不動のCBかと思っていたけど、途中から柳選手に出番を奪われてしまいました。見ての通りのイケメンで、プレーもイケメン。たまにすぱっと抜けれるのが玉に瑕だけど、間違いなく栃木の失点数を抑えている立役者の一人。

6 瀬川 和樹

こちらは不動の左SB。と言いたいんだけど、たぶん疲労対策なんでしょうね、たまにハーフだけとか、溝渕選手と交代しています。終盤は、だんだんと出場時間が少なくなっているのが気になる。ハードワークが売りでサイドでの上がり下がりもいいんですが、瀬川選手と言えばクロス。これは他の選手にはまねできない。質もいいと思うんですけどね。なかなか点に繋がらない。

7 菅 和範

エフエム栃木(RADIO BERRY(レディオ・ベリー))のラジカンでおなじみの、管選手。キャプテンです。今年は出番なしかなーと思っていたが、この前出たんですよ。したら試合後のSNSで「岩間選手とさっと一緒にプレー出来て嬉しかった!」と発信してるんです。これを読んだとき、「あー、管選手、今年で。。。」と邪推したんですが、まさかの岩間選手が契約満了に。盛り上げ隊長として、来年もよろしくお願いします!

って、書いてたら、管選手引退のお知らせが出てます!
まじか、なんだよこのタイミング!
来年以降、どうするのだろう?ラジカンはどうなっちゃうの?

15 溝渕 雄志

こちらもジェフ千葉からレンタル移籍中の選手。今年はもうほぼスタメン。でも、左はとってもやりにくそう、途中で右に戻ると生き生きしてます。
もうね、戻って欲しくないんですけど、だめですかね。。。。

23 柳 育崇

そして新潟からレンタルしてる柳選手。最初出場してからしばらく出番なかったんですが、アディショナルに決勝点を決めるという活躍を契機に、出場時間14分で4得点というコスパのいい活躍をして以来、髙杉選手に代わって試合に出てます。ただ、22節の町田戦からスタメンになってるんですが、その試合で1点とってからは得点なし。DFですけどね、ほら、チームにピンチを救い、得点をとって、勝ち点をとったわけじゃん?スーパーサブのほうが活躍したかもよ?と思ってしまいます。果たして来年はどうなるのか。

28 温井 駿斗

今年は出番なし、、、、なのかな。
契約満了が発表されています。

30 田代 雅也

去年のJ2残留の立役者。そして今年の栃木の守りの要。
水戸戦で得点してるんですけど、なんでCBがそこにいるんだよというフットワークの軽さ。田代選手は来年もいるはず。
警告も2回ぐらいなんですよね。溢れる闘志、クリーンなプレー。
割と1対1で苦労してるようなイメージはあるものの、飛び出しで自陣の中央スペースをカバーしている。田代選手がいないとゲームにならない。

33 黒﨑 隼人

期待の大卒2年目。
右溝渕、左瀬川のSB陣に食い込み、中盤から徐々に、そして後半からきっちりポジションをつかみ取っている。栃木SCユース出身で高校1年のときからレギュラーだっとか。しっかり走って田坂監督の期待に応えていそうな感じ。来年もよろしく頼む。

35 池庭 諒耶

大卒1年目、青山学院大学より。優しいそうな顔をしているという印象。
今年はたぶん出番ないかなー。過去記事を見ると、フェアプレーでグリーンカードをもらった事があり、道徳の教科書にも載っているらしい。
まだまだこれからこれから、出番がなくとも踏ん張って欲しい。でも、若いしね、試合出れないともったいないよね。

40 井出 敬大

レイソルから謎の時期に移籍してきた高卒ルーキー。
年代別代表に選ばれた経験もあり、期待株。群馬戦でフルマッチを戦い、その後もベンチには入ってたんだけど、なかなか出番がこない。きれいなロングフィードを蹴ってて、チームには合いそうだったんだけどな。ちなみにAEDで救命された経験があるようで、BLSの大切さを普及することに貢献して欲しいと思っています。来年もたぶんいるんでしょ?

MF

5 岩間 雄大

栃木ではなかなか苦境に立たされやすいボランチの選手。
序盤出て、そっからしばらく出れず、その後はコンスタントに出場しています。このチームだとね、ボランチの上をボールがぽーんと飛び越えて行くんですよ。なんで、主なタスクは守備。その守備でも前線のプレスを嫌がってサイドを突き抜けてくるか、中盤とばして前に当ててくるので、なかなか守備の出番も難しい。でも、ボランチがしっかり守ってるので、相手は仕方なく前線にボールをいれるんだけどね。
まさかの契約満了が発表されました。。。。

11 平岡 翼

快足の中盤の選手。昨年12月に結婚したばかり。
今年はほとんど活躍の機会がありませんでした。。。これはね、おそらくなんですけど、今の栃木SCのスタイルだと居場所がない。足速いので出番ありそうに思えるじゃないですか?でもね、この快速さはプレスに生かせればなんですよ、今年は。ドリブルと裏抜けで生きる道はなかったなー。
今のサッカーで守備のタスクを減らすのは難しいのだけど、まだ若いのできっとどこかで開花するんじゃないかと思います。
契約満了が発表されています。

13 禹 相皓

スーパーサブ、シーズン通して出たりでなかったり。プレーは卒なくこなしている印象。今年のプレス戦術にはちょっとマッチしきらない感じ。でも、起用を見てるとチームには必要な存在の一人なのかな。

14 西谷 優希

序盤出てなくて「あれ?」と思っていたんだけど、結局スタメンで出ています。去年は双子の片割れ和希と一緒だったのだけど、和希は徳島に移籍してしまい、来年はJ1の人になろうとしている。
今シーズンはゴラッソもあって、去年より活躍もしてて、ほんとよかった。
特筆すべきところは、西谷ツインズは「JEF宇都宮」出身というところ。
ジェフユナイテッド市原・千葉のチームが宇都宮にあったのだ。

17 山本 廉

こちらも栃木SCユース出身。ユースからトップ昇格した最初の選手じゃないかな?間違ってたらごめんなさい。学年で言えば、黒﨑選手が3年生のときの1年生。なかなか出番がなかったのだけど、今年はとうとう覚醒しました。中盤からスタメンで出ています。
どこの試合だか忘れたけど、途中で出てきたときに田坂監督が「れーん!!れん!れーん!れーん!!れん!!」と叫びまくってて、もう少しいい伝達方法あるんじゃないかなと思って見てました。たぶん、プレスがずれてて怒られていたのだと思う。

18 森 俊貴

森選手もユース出身。法政卒業なので田代選手の後輩。どうしても明本選手が目立ちがちだけど、新卒で大活躍してます。サイドでの切れのあるドリブルとハードワーク。左出来る選手は貴重なんです。割とシュート打ってて、5点とっている。来年は更なる飛躍を期待したい。

21 大﨑 淳矢

今年は、怪我でほとんど出れていない。
復帰後も少ないかなー。出ればスタメンなんですけどね。森選手、山本選手に出番を奪われてしまっており、リザーブ的な立ち位置。調整をして、来年はレギュラー争いを活性化させて欲しい。

といったところで、いったん切ります。
残りの選手はシーズンが終わったあとに書こうと思います。
読んでくれた方、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?