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アングレーム国際漫画祭に行こう! 2

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2016年、ワーキングホリデーでフランス滞在中に行ってきたアングレーム国際漫画祭(以下:FIBD)の訪問記録、第2章です。

その前に。
前章の冒頭でそわそわしていた2019年グランプリの結果ですが、1月24日に発表があり、高橋留美子さんの受賞が決まりましたーーー!!!

 前章でも触れましたが、グランプリ受賞は日本人では2015年の大友克洋さんに続き2人目となりました。さらに、女性作家としては歴代のグランプリの中でも3人目とのことで、受賞に関して興味深い記事も出てきています。


 さて、このノートは、FIBDに遊びにいくために必要と思われる実用的な内容に絞って紹介し、「行ってみたいけれど個人で行くのはハードル高いかも」と感じている方が「これなら行けそう!」と思っていただけることを目指していていたので、あまり現地の様子を事細かに書くのは避けようと思っていました。
 しかし、高橋留美子さんの受賞が決まった今、「グランプリを受賞したその翌年のFIBDはどういう様子になるのか」という点を紹介せずにはいられなくなってきたので、第2章は予定を変更してそのあたりを綴っていきたいと思います。
 私が訪問した2016年の前年のグランプリはといえば、そう、2015年大友克洋さんです!!

それではよろしくお願いします。


2:グランプリ受賞、その翌年のFIBDの様子

 まず、グランプリ受賞作家さんの作品は、翌年の広告のメインビジュアルとして広域で愛でられることになります。
 2019年のポスターは、前年グランプリを受賞したアメリカの作家リチャード・コーベンさんを筆頭に、フランスの作家Bernadette Desprésさん、そして松本大洋さんも!!!

こんなバージョンもあった。

松本大洋さんに関しては、回顧展も開催されている模様。(行きたい…)

もちろんリチャード・コーベンさんの展示イベントも開催されています。


こんな感じで、とにかくいろんなところにお目見えするんですね。

さて、私が2016年1月29日にアングレームの駅に降り立ったときはといえば、そこにはこんな光景がありました。

 写真が下手過ぎて申し訳ないのですが、大友克洋さんのイラストがどかんと街に鎮座しているところです。
 このポスターは、当時ニュースサイト等でご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。ここはSNCF(フランスの国鉄)のアングレーム駅(Gare d’Angoulême)の前あたりなんですが、いきなりこんな看板が迎えてくれたので大変気分が高揚しました。

 そして会場では、メインエントランス的市役所のすぐそばでトリビュート展が行われていました。これはのちに日本でも開催されていましたね。

 このトリビュート展は、いろんな国の作家さんが大友克洋にオマージュを捧げた作品を展示しており、OTOMO愛と各々の斬新な世界観に溢れた、とても素晴らしい内容でした。さらに3日目の土曜日にはトークイベントも行われ、ご本人がいらしたようですが、これは別売りの専用チケットが必要でして、もちろん即売り切れのため私は行けませんでした…。

 また、ある別の会場に行くとこんなものが!!!!

 金田さんのバイク!!!!!!
 おそらく2012年の大友克洋GENGA展で展示されたものを運んできたのでしょうか。ジャケットも羽織って実際にまたがれる撮影ブースになっていました。背景の『ドドドド』が、「あ〜国際的な漫画祭に来てるな!!!」という感じがして最高ですね!
 大人もおおはしゃぎ&行列を作っています。

 なんで私このとき乗らなかったんだろうか…。悔やまれます。
 こういう時一人旅だと生来のビビリ性が出てダメですね。本当にデコ助野郎でした。

 そして、こちらはまた別の会場にある、オフィシャルグッズ販売ブースです。

 特大のポスターが売っていたり、飾ってあるのは原画でしょうか? これはついつい高揚して色々と買っちゃいますね。

 それにしてもこの公式キャラクターのネコが可愛すぎやしませんかね。大好き。

 ネコだけじゃなくて他の子達もいるみたいで、ちらほらいろんなところに居たりします! みんなでランチしてます。かわいい。



 このネコは、泊まった宿でも私を迎えてくれました。

 オーナーさんに、「FIBD行くためのアングレーム旅行です。」といった旨を事前に伝えていたところ、部屋のドアにこんな素敵なフライヤーを飾っておいてくれたのです!
 よく見ると、いつものあのネコではないのがわかりますでしょうか。
 そう、ネコの鉄雄バージョンなんですよ!!!!! 腕がぶりゃあああっとなっているところですね。
 赤マントもちゃんとつけて、かわいいねえ!!!!!


 このように、グランプリ受賞翌年のFIBDは、広告媒体から各種イベントまで、受賞作家さんの世界をたっぷり満喫できるものになるのでした。
 つまり2020年は、アングレームにるーみっくわーるどが満ち満ちるのですね。今から楽しみです!!!!!


 さて、さきほどの鉄雄ネコのドアを開けて部屋に入ると、デスクの上にまたサプライズがありました。

 フライヤーのみならず、ポスターの小さいバージョンを用意してくれていたのです。なんというホスピタリティでしょうか。
 私がこのFIBD訪問の3日間を、外国の地方都市での一人旅にも関わらずひたすらに楽しく過ごせた要因は、この宿に泊まって得られた恩恵によるところが9割といっても過言ではありません。

 といったところで次回こそ「3:宿をとる」編をまとめたいと思います。
どうもありがとうございました。

-----  おまけ -----

【イベントに行って高揚したときなどに知っていると便利かもしれない言葉】
[ Super! ]スュペ〜(ル)!
最高! いいね!

[ Oh la la〜! ]オララ〜!(オとウの中間くらい。)
ひえ〜! あれまあ〜!

[ C’est joli(e)! ]
セ ジョリ!
かわいい!

[ C’est magnifique! ]
セ マニフィック!
すばらしい!

[ Incroyable! ]
アンクロワイヤ~ブル!
信じられない!

[ Extraordinaire!!! ]
エッッッックストラオルディネ〜(ル)!!!
めちゃくちゃ最高に良い!!!

カタカナ表記参照:物書堂『プチ・ロワイヤル仏和辞典第4版 App for iPhone』