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『マーケティングの基礎中の基礎』について。












マーケティングとは?



マーケティングとは
人によってイメージが異なると思います。



マーケティングの神様と言われたフィリップ・コトラーは
マーケティングとは、ニーズに応えて利益をあげること』
と提唱しています。



その反対に「セリング」という言葉があります。
言葉の通り「売り込み」のことです。



マネジメントの父と言われたピーター・ドラッカーは
マーケティングの目的はセリングを不要にすることだ』
と述べています。



つまり、言い方を変えると、マーケティングとは
商品を売る」ことではなく「売れるようにすること」
















『マーケット・イン』

4P(※1)の中心にターゲットがいるように
顧客中心に商品やサービスを開発し、提供していくこと

(※1 マッカーシーの4P(製品、価格、販売促進、流通)マーケティングミックスの考え方の1つでターゲットのニーズに応えたこれらを行えば売れるという考え方)

マーケット志向とも呼ばれ、これを更に推し進めると、顧客志向になります。




その反対に

『プロダクト・アウト』

作り手がいいと思うものを作り、作ったものを売るという考え方

プロダクト・アウトがニーズを引き起こすと、爆発的に売れることがあります。その一例がFacebookです。














「顧客志向」
顧客のニーズに応える製品やサービスを市場に提供することで、顧客に満足してもらい、自分達にも利益が発生するという考え方

「生産志向」
消費者が手頃なサービス、商品を求めていると考え、低コストで大量生産を目指すという考え方

「製品志向」
生産志向とは反対に、消費者は最高の品質を求めているという考え方であり、いいものを作れば売れるという考え方

「販売志向」
何もしなければ消費者は買ってくれないからガンガンセールスをかけるぞ!という考え方

「マーケティング志向」
これは顧客のニーズから始まります。買ってくれる顧客を探すのではなく、顧客が求めているサービスや製品を市場に提供するという考え方
















ラウターボーンの4C

前述のマッカーシーの4Pは1960年代に提唱され、この考え方は古いとされてきている中で、ロバート・ラウターボーンが4Cを提唱しました。

4Cとは、顧客ソリューション、顧客コスト、利便性、コミュニケーションのことです。


4Pや4Pの考え方はマーケティングミックスとも言い、目標達成のための戦略とツールの組み合わせという意味。なので、例えば4Pを例とすると、どのPがかけてもマーケティングにはならないというのが基本です。
















STP分析

セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)の3つの頭文字を取って名付けられた分析方法です。

ここで重要なポイントは「ユーザー目線」を常に意識することです。

















ブランドの確立

ポジショニングに大きな貢献をするのがブランドです。
ただ高い価値がつくからブランドというわけではありません。
高級ブランドだけでなく、サービスを他と識別させる「名前」「マーク」「シンボル」「デザイン」等のことです。

顧客価値

顧客がサービスや商品に求める価値を「顧客価値(カスタマーバリュー)」と言います。

顧客価値は非常に大切で、リピートや評判に繋がります。
この顧客価値を超えるサービスや商品を提供できると、顧客満足度は上がります。その反対は、ここで顧客不満足となります。

顧客価値三本柱というものがあり、「品質」「サービス」「価格」の3つのことを指し、これらは決して高ければいいというものではありません。

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