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おとうさんからたいせつなきみたちへ 47 「恋愛の引き寄せ 2」

パートナーシップ・恋愛の引き寄せ 2

このテーマについてはもう少し話したいことがある。
内容のボリュームがあるので2部に分けさせてもらった。

正直、一家の父親から恋愛の話をされるのはキツいよな。
でも、このテーマについて君たちが知ることで少しでも今後の人生の役に立てられるとお父さんは信じている。

恋愛にも様々な形がある。
不倫や浮気、好きになった相手にパートナーがいた場合等。
なかなかヘビーな話だ。

ここでは、好きになった相手にパートナーがいるという場合についての話をしよう。
その時に感じるドキドキ感というものは、決してアラインしていることのドキドキ感ではない。
それは、スリルに対するドキドキ感である場合の方が多い。
この二つは似ているようで、まったく別のものだ。

よく「お金」のテーマでエイブラハムが例えとして「食べ物のパイ」について話すことがある。
みんなが豊かさを望めば、それはみんなに望んだだけ与えられる。
みんながそれぞれにボルテックスを持っている。
しかし、多くの人は1つのパイをみんなで分け合っていると思っているから、誰かがカットされたパイの一切れを取れば、残りが少なくなり、自分の分がなくなってしまうのではという勘違いをしている。
自分の分をより多く確保することに必死な人が多いのだ。
しかし、話したように、みんながそれぞれにボルテックスを持っている。これは、みんながそれぞれに望んだ分のパイを持っている状態だ。
だから、無理して他人のパイを取ろうとしなくていい。
ただ、自分のパイを取ればいい。

これは恋愛においても言える。
それぞれに、望んだ最高の人がボルテックスに入っている。
その相手は完璧なまでに、条件が満たされている。
だからこそ、みんな誰かのパイ(パートナー)を取ろうとしなくていい。
しかし、相手にパートナーがいたとしても「自分にはこの相手しかいないんだ」と勘違いしている場合は、自分のパイがあることを信じることが難しいかもしれない。
自分が誰かのパイを欲している間は、アラインから外れていることが多いから、本当の望みの相手が引き寄せられていることに気づかない場合が多い。

レストランに入り、満席で自分の席がない場合、無理に誰かをどかして席に座るのではなく、他の店に行けばいい。
そこには自分好みの店で、もっと最高の料理が待っているかもしれない。いや、待っているんだ。

それと、今の時代においては、人のパートナーを欲するということ、また、その逆であるパートナーがいるのに他人を欲するということは、悪いことだというイメージがある。
多くの人がそのことを信じているため、そうした境遇になった時、必ずしも少しの罪悪感や、抵抗が働く。
そうすると、「ミックスバイブレーション」という状態になる。

ミックスバイブレーションとは、望みはあるが、抵抗(望まないもの)もある場合、正反対の波動がミックスする状態だ。
例えば、会社が忙しく休みが欲しいと考えていて、でも休めないという抵抗がある場合、体調を崩し、強制的に休まなければいけない状態になることがある。
これは決して最高の願望実現の状態ではない。
これが、ミックスバイブレーションだ。

この状態にならないためには、できるだけ抵抗が少なく、純粋にアラインできる状態に自分の身を置いてあげることが大切だ。

みんな、それぞれにコントラストを体験し、打ち上げた願いの中から、ソースは完璧な理想のパートナーを知っていて、その人と出会わせようとしてくれている。
そのことを信頼できるか。
自分のボルテックスを信頼し、ただ気分良く、その出会いを待つことができるか。

もし、好きになった相手にパートナーがいたとして、その人の条件がクリアになった状態で現れるかもしれない。
もっと別のより素敵な人が現れるかもしれない。
それがどんな形で与えられるかはソースにしかわからない。

ただ、願いが叶うのは自然なことだ。

ソースに対し文句を言わず、純粋に受け取りモードでいればそれは必ず与えられる。
※受け取りモードとは、気分良くいること、ソースとアラインしていること。

パートナーシップについて、もう少しだけ話そう。

人生において、必ずしも、ただ一人の相手を見つけなければいけないということはない。
もちろん、そんな相手と出会えることは素晴らしいことだろう。
でも、それをプレッシャーに感じることはない。
別れと出会いを繰り返し、より明確になった理想の相手を探すことも一つの生き方だ。

恋愛におけるコントラストから、願いが拡大し、より素晴らしいパートナーがボルテックスに入る。
こうして、人生経験の中から成長と拡大を楽しむためにみんな生まれてきた。
成長と拡大したのなら、その、成長拡大した自分に追い付けばいい。
その方法は気分良くいるだけだ。
そうして、願望を放ち、受けとる。この繰り返しを楽しむために生まれてきているのだから、もっと自由にこの人生を楽しめばいい。

人生は軽く、楽しいものだ。
この本は、それを伝えるための本だ。

ある、別れを経験した人が、エイブラハムに質問した。
「新しい、理想のパートナーを見つけたい。そのためにはどうしたらいいですか?」と。
エイブラハムの答えはこうだった。
「別れた相手の良かったことにフォーカスしなさい。」

つまり、相手のネガティブな部分、気に入らない部分にフォーカスしたまま別れても、そのネガティブな波動は残ったままだ。
その状態で次に誰かと会ったとしても、その波動状態を引き継いでいるから、また同じような相手を引き寄せたり、同じようなことが起きる可能性が高い。
相手の良かった部分にフォーカスし、感謝の気持ちになれれば、自分がまとっている波動のチャンネルが変わる。
そうしていると、感謝できるような、素敵な相手と出会える可能性が高くなる。

これまで、パートナーシップ、恋愛について多くを話してきたが、まだ、これがすべてではない。
でも、これらの話の中から、君も受け取れる情報があったかもしれない。

もちろんパートナーや恋愛は人生において必ずしも必要ではない。
自分がアラインさえしていれば、それだけで幸せな人生を歩むことができる。

だが、君がもし、素晴らしい恋愛経験を望むのならば、これらの知恵が少しでも役にたつかもしれない。

一つだけ、忘れていけないこと。
君自身がアラインしていること。

それが、君に素敵な人生経験を運んでくれる。

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