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おとうさんからたいせつなきみたちへ 46 「恋愛の引き寄せ 1」

パートナーシップ・恋愛の引き寄せ 1

パートナーシップ、恋愛の引き寄せについて話をしよう。
パートナーシップは大きなカテゴリーで言うところの「人間関係」に当たるだろう。
人間関係で大切なことは、自分と誰かの関係ではなく、自分とソース(内なる自分)の関係だったな。
自分がソースとアラインすること、つまりソースと繋がってさえいれば、人間関係も良好にいき始めるというものだった。
※ソースとアラインすることとは、気分良くいること。

結果から言うと、パートナーシップ、恋愛についても、同じだ。
大切なのは、自分がソースとアラインすること。
これは、パートナーシップに限ったことじゃない。
エイブラハムは全ての答えは同じだと言う。

では、今回はなぜ、パートナーシップ、恋愛というテーマにおいて、アラインが大切なのかについていろんな角度から話そう。

その前に、このテーマについて、お父さんは正直そんなに詳しい訳じゃなかった。
他のテーマについてもそうだ。
それでも、君たちにエイブラハムの知恵の多くを伝えられるのは、お父さんのように、この世界の真実について興味を持った多くの人が、エイブラハムから知恵を学び、そしてお父さんに教えてくれたからだ。
お父さんが知りたいと思ったこと、その答えは様々な形で、様々な人を通してお父さんに返ってくる。
これも引き寄せの法則が働いてる証だと思っているし、多くのことを教えてくれる人たちにお父さんは日々感謝している。
それじゃ、今回もお父さんがたくさんの人から受け取った、エイブラハムの知恵を君にも受け取ってほしい。
そして、少しでも君の人生の役に立てればいいと思う。

まず、パートナーとの出会いについてだが、世の中には「今世において、たった一人を探しに来ている」という考え方があったりする。
今世に、たった一人の運命の相手を探しに来ていると。
これを魂の片割れを探しに来ていると言う人もいる。
なんともロマンチックだ。
それを信じることで気分が良いなら、それを信じても悪くはないだろう。

だが、エイブラハムはそうではないと言っている。
まず、全ての人はたった一つのソースから別れた存在だ。
魂の片割れという考え方で言えば、全ての人がそうなる。
つまり、全ての人が君のベストパートナーになりうるということだ。

その中で起こる特定の人との出会いにはどんな意味があるのだろう。
例えば、君は人生を経験する中で、たくさんの情報に触れ、たくさんの人との人間関係を体験するだろう。
その中で、君は「こんな人がいいな」という願望を打ち上げ、それに合った人が君のボルテックスに創造される。
その人を君の人生経験の中に引き寄せるために必要なことは、やはりアラインすることなんだ。
つまり、受け取りもモードでいること。気分良くいることだ。

他にも、交際相手との別れを経験したとする。
それ自体は悪いことじゃない。
その「別れ」というコントラストによって更に明確になった願い、更に素敵な人、望む体験がボルテックスに創造された。
こうして様々な経験によって「望み」の成長と拡大を繰り返しながら、君はより素敵な相手を引き寄せる準備をしている。
君が日常の中でアラインしていると、その相手は必ず君の前に現れる。

しかし、恋愛において、出会いを熱望していると、時にそれは抵抗になってしまっていることがある。
出会いを強く願えば願うほどに、「今、出会いがない」「今、それがない」ということにフォーカスしてしまっているということだ。
出会いを願い、不安や心配、疑いが働いている間、その相手が現れることに抵抗してしまっているんだ。
そんな時は、恋愛のことを考えず、別なうまくいっていることや、恋愛がまったく関係ないテーマに目を向けることをすすめる。
恋愛からフォーカスをずらすんだ。
それでも思考の勢いが強い時には寝て、瞑想だ。
そうして、他の気分良くなることをしていると、出会いは自然と訪れる。

ところでなぜ、人は恋愛を望むのか?
それはそこにある気分の良さを求めてるからだろう。
付き合い始めのころのドキドキ感は気分が良い。
なぜか?
付き合い始めの頃は、お互いが、相手の良い部分を観ようとする。
相手の良い部分にフォーカスをすると、相手の良い部分がより引き出されやすい。
また、付き合い始めの頃は、相手の悪い部分をあまり知らないことが多い。
だからこそ、お互いに相手の良い部分を引き出し合っている状態が起こりやすいんだ。
そして、相手から自分の良い部分にフォーカスしてもらうと、自分自身も気分が良くなる。自分がソースとアラインしやすい状態になるんだ。
ドキドキや、ワクワクしている状態は完全にソースとアラインしている状態だ。

愛という視点でお互いを観ることは、ソースの視点でお互いを観ている状態と一致している。
それは、素晴らしいことだ。

しかし、長く付き合うにつれて、徐々にお互いの望まない部分がわかってくる。
相手の望まない部分にフォーカスすると、自分がアラインから外れやすくなる。
自分がアラインから外れることで出会った頃のドキドキ感を感じられなくなるんだ。
それを人は「冷めた」と言ったりする。
その理由は相手にある訳じゃない。
ただ、自分自信がアラインから外れた状態であるというだけだ。
自分がアラインさえしていれば、どれだけ時間が経ったとしても、相手の条件に関係なく、相手の素敵な部分を観続けることができる。
そして、その視点で相手を観ることで、更に相手の素敵な部分を引き出すこともできるんだ。

仲良く歩く老夫婦を見ると、微笑ましい気持ちになる。
その老夫婦はきっとお互いにアラインしている状態なんだろうな。
そこに、年齢や時間は関係ない。あるのは、自分とソースの関係だけ。自分がアラインしているかどうかだけなんだ。

もし、人が恋愛を望む理由や、恋愛に求めるものが「気分の良さ」なのだとしたら、その気分の良さは恋愛でなくても得られることを知っていてほしい。
人は、パートナーがいなくても気分良く、幸せになれる。幸せでいられるんだ。
パートナーがいれば自分を幸せにしてくれると信じるのではなく、自分が今、無条件にアラインすること、幸せでいること、リラックスすること、ホッとすることを大切にしていると、ベストパートナーは必ず現れる。

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