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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その71 ウェルビーイング

ソ ラ :先生、人生うまくいっている人と、うまくいっていない人は何が違うんでしょう?

エス太 :どうした?急に。

ソ ラ :何となく気になりまして。僕もうまくいく流れにのれたらなぁ~って思うんですが、今の僕には何が足りないのでしょうか?

エス太 :うまくいく人と、うまくいっていない人、その違いはどれだけ抵抗せずに受け入れることを許可しているかの差だろうな~。

ソ ラ :抵抗せずに受け入れることを許可しているかの差・・・ですか?

エス太 :そう。あらゆる素晴らしいこと、つまり、若さや健康、豊かさ、パートナーシップ、人間関係、キャリア、その他にもあらゆるテーマにおいての幸福の流れは常に俺たち全ての人に平等に流れてきているんだ。お前が言った「うまくいく流れ」ってのは、常に俺たちに流れ続けているんだよ。
この幸福の流れのことを、エイブラハムは「ウェルビーイング」と言ったりもするな~。あとは、この人生でその流れをどれだけ抵抗せずに受け取れるかってだけの話だ。

ソ ラ :ウェルビーイングですか?それは僕たちに流れ続けているんですね。

エス太 :そうだよ。これは、何かを探し求め、追いかけるゲームじゃない。常に与えられているものをどれだけ受け取れるかってゲームなんだよ。ウェルビーイングの流れに対して、どれだけ受け入れる門を開放できるかって話なんだ。思考で抵抗するとその門は閉まり、抵抗を手放すとその門は開き始める。

ソ ラ :でも、具体的にどうやったら、その流れをたくさん受け取ることができるんですか?

エス太 :その方法こそが、いつも言っているアライン、つまり気分よくいることなんだ。気分がいい状態の時、抵抗の門は開放され、ウェルビーイングの流れをより受け取れるようになる。この時間をいかに作れるかが、とても重要になってくる。だからこそ、気分がいいこと以上に大切なことは何もないんだ。

ソ ラ :気分がよければ、その流れを許可している状態になれるんですね?

エス太 :そのとおりだ、ソラ。でもな、例えば、ネガティブのどん底沼にハマってしまっている時、いきなり気分よくなろうなんて難しいだろ?だから、そんな時は一歩ずつ感情のスケールを上げることが大切なんだ。ほんの少しずつでいい、今より1ミリ気分のいい思考を選ぶこと。どんな時でもウェルビーイングは途切れずに流れ続けている。あとはそれを受け入れるための門を少しずつ開いていけばいい。

ソ ラ :少しずつ、少しずつ気分のよくなる思考を選ぶんですね。

エス太 :そしてもう一つ、自分に流れるウェルビーイングをより受け取れる簡単な方法がある。それが、瞑想だ。

ソ ラ :そうなんですね。確かに瞑想の目的は抵抗の思考を静めることだと教わりました。

エス太 :さすが、ちゃんと覚えてるじゃね~か。瞑想をして、抵抗を静めると門が開き、よりウェルビーイングの流れに身を任せることができる。
ま、ゲームだの門だの、わかりやすいようにいろんな例えを使ったけど、少しは理解できただろ?

ソ ラ :わかりました。瞑想とアラインすること、これからもやってみます。

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