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ちょっと残念な鼻への思い

こんにちは。
「ちょっと残念な鼻」を描いているちょっと残念な鼻を持つ23歳です。

この作品への思いについて書いたら長くなってしまいました😭最後まで読んでくれたら嬉しいです。

なぜ「ちょっと残念な鼻」なのか?

「ちょっと残念な鼻」は、現実の私の鼻を元に名前をつけました。

私の鼻は、鼻筋は通っているのに鼻が低いため、鼻の中が「こんにちは」状態のちょっと残念な鼻なんです。
周りには気にする必要がないと言われますが、当事者の私にとっては大きなコンプレックスです。

そんな鼻を持つ私だから、立派な鼻でも残念な所もあるし、完璧ではないと皮肉さから描きました。
しかし、私は、ちょっと残念なところが本当の個性なのではないかと気づきました。

みなさんは、短所について考えて自分を嫌いになりかけたことがありませんか?

私は、何度も自分のことが嫌いになりかけたことがあります。勉強ができない、努力が報われない、他人の短所ばかり見てしまうなどたくさんあります。
そういった時は、大抵誰かと比較した時だと気付きました。

私達は、あまりにも他人と比較されながら今の時代を生きています。
どんなに頑張っても上には上がいます。また、下を見ようした時も然りです。それは、良い所を比べた時に発生することであって、短所で競うことではありません。

人間に完璧なことなんてありえません。どこかしらに残念なところがあって、それこそがその人の個性であると信じてます。

ある人にとっては短所でも、他の人から見たら長所になるということはよくあることです。だから、私は、残念な所に卑屈になるのではなく、笑って受け入れてもらえるようにこの作品を描いています。

「ちょっと残念な鼻」達を見て、笑って受け入れてあげてください😄

「ちょっと残念な鼻」に対する思い

この作品には、私の今までの経験が元になっています。

私自身、小さい時は個性の塊のような子供で気に入らないものがあればどんな場面でも貫き通す子でした。

しかし、そんな私を環境が許してくれませんでした。弟ができ、仕事で大変な親に迷惑をかけないようにと素直で優しい子になることにしたんです。

ですが、今ではそのことが仇となり、周りとの協調性を大事にするあまり自分の意見をないがしろにして自分を見失いました。
そんな私だからこそ、「個性」の持つ大切さを学んだという背景があります。

私が、「ちょっと残念な鼻」に込めた思いは2つです。
それは「多様性」と「豊かな心」です。
この2つは、「個性」を尊重する今とこれからの時代に向けて必要なものだと実感しています。

「多様性」

今までの私たちは、協調性を重視するように教育を受けてきました。「個性」を押し殺して周りに合わせなければ変だと言われ、従順な人ほど評価されるなど、ずっと協調性が大切だと思い込んでいました。

しかし、今の時代では、誰でも情報を発信することができ「個性」のある人が活躍できる時代になりました。
私は、「個性」ある鼻を通して、色んな人がいてその多様性を伝えていきたいです。

「豊かな心」

「多様性」への理解があれば、「豊かな心」になると私は信じてます。私たちが今まで「個性」のある人に対して良い印象を持ってこなかったのは、ただ知らなかったということだけです。こんな人もいるんだと知ることでその行動も変わるはずです。私は、多くの鼻達を描き、見てもらうことでみなさんに「豊かな心」になれるお手伝いをしたいです。

私が言えた立場ではありませんが、この2つはより良い世界になるために必要なことだと考えていたことです。
まだまだ未熟者ですが、より多くの知見をつけ成長したいと思っています。

「ちょっと残念な鼻」はどこへ向かうのか?

私は、この作品を通して最終的に「ちょっと残念な鼻」が、皆さんのネガティブをポジティブに変えれるような作品を作っていきます。

これからもちょっと残念な鼻をよろしくお願いします。

長い文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました😭

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