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ハワイ・オアフ島旅行: 移動手段はどうする?

はじめに
空港についた!さてこれからどうしましょうか。
普通は移動手段、調べていますよね。はい、私は何も調べない人です笑。毎回、ハワイに限らず、旅行に行くと困るんですよね。もっとも、最近ではアメリカのUberを初め、東南アジアだとGrabがあって、とりあえず配車アプリの利用可否だけ調べて、到着したらアプリで配車を依頼(アプリの場合、空港内でも一部のエリアに限定されることが多い事から、そのことを現着で調べる)してあとは待つだけ、が普通になってしまいました。

Uberが使えるのはハワイも同様です。
そして何度もハワイ旅行に行っていると聞かれること

「レンタカーは必要ですか?」

これは、個人の好みかと思いますし、レンタカーは正直、かなり高額。ただ、個人的にはぜひ、車を借りて島の中を自由に行き来して自分だけのハワイを発見してほしいなと思います。レンタカーについてはこちらに書きました。2023年3月に借りた際のレシートも貼付しています。

また、ハワイには「The Bus」と呼ばれる定期運行のバスが運行されており、バスを使えば島内を移動できますが、車の自由度とくらべると劣ってしまう事は否定できません。ワイキキ周辺及び一部東側エリアについてはトロリー(観光用のバス)という選択肢もあります。それについても後述しています。

僕のハワイ旅行は何も予定を決めず、とりあえず無計画で色々巡りたい。しかもワイキキには基本的に滞在しない。そういうこともあり、高くなってしまいますがレンタカーを使っています。

なお、空港から出る場合、選択肢はレンタカー、タクシーか配車アプリ、ホテルの送迎、友達に迎えにきてもらう、等あります。後述するThe Busは大きな荷物の持ち込みはNG。そのため前者の交通機関を利用するのが一般的かと思います。

長々と書いてしまいました。ここではハワイの移動手段をレンタカーと公共交通機関にわけてご紹介をします。

レンタカー

レンタカーを利用すべき人は、以下の3つじゃないかと個人的には考えています。

  1. 島内を自由に移動したい人。特にノースや西側に行く方

  2. 車の運転にある程度自信がある人

  3. 少しでも英語のコミュニケーションが取れる人

1は当たり前として2と3について触れておきます。2についてはまず、アメリカの交通ルール=左ハンドル+右側通行という日本からすると混乱の元があります。運転に慣れていても混乱する事も(汗)。標識は英語ですし、アメリカの交通ルール、特に混乱するのが赤信号でも右折はOK、しかも右折がダメなケースもあり(それも英語で書かれています)、この辺で冷静になれる方が絶対です。
「ハワイの人の運転マナーってどうですか?」とも聞かれますが、日本とメインランドで運転していた僕の印象として、ハワイはアロハの精神が溢れていて、マナーも良く、制限速度を遵守する人が多く(特に東側、カイルア近辺)運転自体はとてもしやすいです。譲り合いも当然で、LAでHighwayの渋滞に巻き込まれた際にFワードで罵られたり…そんな事はハワイでは経験したことありません笑。旅行者も同じ、アロハの精神で運転ですよ!。

3については、これは意外に思われるかもしれませんが、レンタカーのカウンターでは、意外と日本語は通じません。個人的には空港でしかレンタカーを借りたことがないのですが、空港で日本語が大丈夫だったことがほとんどありません(過去、BudgetとHarts、Alamoを使っています。Alamoには日本語がわかる方が過去いました)。特に現在(2023年3月)、日本人観光客は戻ってきているといえる状況にはなく、日本語話者を雇う状況には無いというのもあるかもしれません。

レンタカーについては以下にエントリーを書きました。まだこれからも追加していきますのでお待ち下さい。


ハワイの公共交通機関

ハワイには大きく3つの公共交通機関があります。

  1. The Bus

  2. Hart(未完成: 新都市交通)

  3. The Handi Van

このうち、The Handi Vanについては身体障害者向けの交通機関となっております。

The Bus

有名なところはThe Busでしょう。オアフ島内を津々浦々と網羅している、ハワイの大事な公共交通機関です。バスのマップは↓にあります。

Routes & Timetables

PDFでマップが提供されています。こんな感じです

Route E CountryExpress

オアフ島ではこのバスが交通の要。トータルで4000を超えるバス停があるとか。旅行者だとなかなかわかりずらいかもしれません。The Busにはアプリ「DaBus2」がありますので、そちらを利用するのが良いかもしれません。

City and County of Honolulu Department of Information Technology
DaBus2
https://www.honolulu.gov/it

DaBus2

 アメリカ本土のバス利用もですが、私は必ずアプリの有無を確認、アプリがあればアプリでバスを調べてバスで移動することが多いです。ハワイではレンタカーを借りてしまうため、残念ながらバスを利用する機会はないのですが、非常に便利だと思いますので、こちらもおすすめです。

バスの乗り方

 バスの乗り方とルールについてはThe Busの運営がこちらで公開をしています。
The Bus How to Ride

 乗り方はかんたんです。

バス停

これがあるところに行って待っています。目的のバスが来たら合図をして乗る。それだけです。

料金は均一、また、カード「Holo card」での乗車も可能です。
料金はこちら(2023年4月で$2.75のようです)


Holo card

バスの情報についてはこちらのサイトがまとまっていますので、参考にしてください。
ハワイ情報「KOKO」【TheBusの乗り方】ハワイでバス旅を楽しむために


HART

HART=Honolulu Authority for Rapid Transportation です。Honolulu Rail Transitが名称です。平たく言うとオアフ島の新都市交通システムがこのHARTになります。現在工事中+一部完成で試走段階、2023年には西カポレイとアロハスタジアム間が開通を予定しています。全体のルートマップはこちらに公開されています。

HRTのルートマップ

この交通機関、ハワイの朝夕のH1(Highway)の大渋滞を解消することが目的。ハワイをドライブしたことがある方はご存知のかたも多いのでは?朝夕のH1の通勤渋滞は本当に酷い。ハワイの新興住宅地はカポレイ近辺にあり、H1の渋滞を解消することは非常に重要な政治課題になっています。
この交通機関が完成すると旅行者も空港からアラモアナセンターまで移動することができる…ようになるはずです。完成は2031年…だいぶ先ですね。

番外編?: ワイキキトロリー・レアレアトロリー

公共交通機関なのか?という意味で番外編?として書かせていただきましたが、ハワイ・オアフ島のワイキキ、ホノルル周辺には主に観光客をターゲットとしたワイキキトロリー・レアレアトロリーと呼ばれるバスがあります。誰でものれるので、公共交通機関には変わりませんしね。ワイキキ近辺に留まる方はこちらのご利用が絶対オススメです。ワイキキトロリーはワイキキ周辺だけですが、レアレアトロリーは東側、サンディービーチ(ボディボードで有名なポイント。強烈なショアブレイクで有名なビーチです)くらいまで運行していますので、シーライフパークに行く際やココヘッドもこれでアクセスが可能です。路線図は以下レアレアトロリーのページから見ることができます。

ワイキキトロリーの路線の一例

トロリーについては英語ですが、「Best of Oahu」でこんなご紹介ページがありましたのでご紹介します。各ルートについての紹介もあります。

 僕も、この値段で乗れて、かつワイキキ周辺がメインであれば迷うことなくトロリーを使うと思います。これ、便利ですよね。

番外編: Rideshare(Uber)を利用したよ(明細付)

 もはや公共交通機関に匹敵か?ライドシェア=Uber(Lyftもあるけど)です。先述のとおり、僕はレンタカーが主なのであまり使わないのですが、ワイキキのホテルに滞在していた時にホテル→アラモアナセンターまでUberを使いましたのでご紹介です。金額の目安にしてください。

Uber from waikiki to Ala Moana centre

 大体これくらいです。これは時間(19時前で移動する方が多い時間。Uberは配車数の増減により値段が変わります)によるかもしれませんが、Uberの見積もりを見るとだいたいこれぐらいが相場です。ただし、これ、5人で移動するためにUber XLという大型車を配車したことも高い理由の一つです。Uberの見積もりですとだいたいこんな感じになります。

Embassy Suitesからアラモアナセンター

Uberの見積もりサイトはこちらです。


まとめ

 ハワイの交通機関についてまとめてみました。タクシーについても書こうとおもいましたが、私自身がハワイで使ったことがほとんど無い(あったのはアラモアナセンターからワイキキまで)事から省いています。がもう一つ、これはあくまで個人的な事ですが、Uberが普及したアメリカで、タクシーを使うことは殆どなくなってしまいました。理由はタクシーの不便さや安全性の問題。ルートが納得いかないケース(近いと文句言うドライバーが普通)や、運転が乱暴、極めつけは整備不良の車が多く、故障を経験したことです(高速道路の真ん中で止まった(汗))。そういうことから、タクシーについては今更使うことは無いかなと考えているからです。もしTAXIのご利用をお考えでしたら、ぜひ、Uberを利用してください。決済も簡単ですしね(タクシーは「レシートくれ」といっても「あ、紙切れてた、手書きで自分で書けよ」って紙わたされる。これ、普通です)。

 そして、もし余裕があるようでしたら、ぜひ、レンタカーを使ってください。ワイキキだけで終わってしまうオアフ島はあまりにも寂しいです。
個人的な事ですが、僕が好きなハワイの道があります。ちょっとご紹介をします。

route 803

ノースショア・ハレイヴァに行く道はガイドブックを読むとカメハメハハイウェイの州道99を通るのが一般的です。この道もいい(ノースの海に吸い込まれて行くように下っていく道は最高です。これぞハワイ!)のですが、僕が好きな道は州道803号です。99号と比べるとマイナーな道なのですがここの雰囲気の良さは格別。ワイアワの少し古い町並みを抜けて、道を左に取って803号に。803号は右に農場、左に峡谷を望み(そう、谷があるんです)、ノースの海に向かって下って行きます。そして途中からは巨木が並ぶ並木道をクネクネと下り、並木道を抜けるとワイアルアの街にたどり着きます。ハワイに来ると必ずこの道を通り、ノースに「帰ってくる」。この道を通るたびに「帰ってこれたな」って、勝手に感無量になります。昼間は緑と赤茶けた大地に海のコントラストが美しいのですが、夕日が沈む頃は空気と海がオレンジに染まり、ここを走るのが毎回楽しみです。
 ボク個人は実はバスや鉄道にのるのが好きな人です。特に海外に行くと必ず現地の鉄道とバスには乗るようにしているほど。バスや鉄道の車窓から見る風景は格別です。なんでしょうね、あの空間から見る景色の良さって。

でも、レンタカーとの大きな違いは、好きな瞬間に好きなところで好きな景色が見られること。偶然の演出は変わらないけど、恣意性はレンタカーが絶対上。

レンタカーを借りて、自分だけのハワイスポットを見つける、ぜひ、トライしてみてください。

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