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アメリカ・ハワイ: レンタカーをかりる

はじめに 
ここまでのnoteでレンタカーについて書きましたが、アメリカのレンタカーの貸りかた、特に保険について、初めてだと結構迷いませんか?わたしは結構迷ってしまいます。アメリカは自己責任の国、Drive at your own risks。そのRiskを補完するのが保険になります。ハワイの事を書く前に「アメリカのレンタカーの歩き方」についてご紹介します。
過去に書いた、ダニエルKイノウエ空港についてから、レンタカーの受付までのフローは以下です。

その他も含めた移動手段のご紹介はこちらで。

そもそも日本の免許でOKなの?

 「日本はジュネーブ条約締結国云々…」ということで、結論から言うと、日本の免許証があればアメリカ国内の運転は問題ありません。が。。。我々の免許は日本語。当然、アメリカの方で内容を確認できる方はかなり限られています。僕の経験ですが、ラスベガスで急遽車を借りなければならなくなった際、その時は車をかりる予定はなかったため、国際免許は所持していませんでした。かりるためにBudgetのカウンターに行って免許を見せたら「これ何?」って💦。当然です。昭和なんて知りませんからね。納得してもらうため一つ一つ説明をするという面倒くさい事に。なので、個人的には面倒でも国際免許は持っておいても損はないと思います。
 が。。。ハワイで日本の免許を見せて、こういう対応されたことは無いです。ないですが、住所、電話番号を聞かれるので、英語で答えられるだけの準備はしておいてください。

アメリカのレンタカー:保険やオプションは?

保険: LDWとLSI(SLI)は必須

Budgetの保険の例(Google翻訳)
Hertzの保険の例

 結論を書いてしまいます。LDWとSLI(LSI)は必須とお考えください。リスクをとられるならこの2つは不要(ハーツはLDWは必須になっていますが)ですが、事故を起こした場合の費用負担が大きなものとなる可能性があることを承知してください。アメリカは訴訟大国であること、以前に車にのる責任として、これは費用負担は必要です。
 PAE、PEP(PAI & PEC)については、クレジットカードの付帯の保険でまかなえる事が多い事、また個人で保険に加入している可能性があることから、各個人の加入済保険などでまかなえます。現着の空港で予約をすると、いろんな保険について加入を勧めてきますが、どれに入るべきかは、事前に理解をしておいてくださいね。

オプション

①チャイルドシート: 10歳未満かつ身長が145cm以下は必要

BudgetのOption
Hertzのオプション例

 オプションですが、まずはじめに、10歳未満かつ身長が145cm以下の場合チャイルドシートは必須だ、ということを念頭にいれて検討をしてください。対象のお子様がいなければ読み飛ばしてください。ニッポンレンタカーに日本語の説明がありますので参考にしてください。

しかしこれが高い。我が家は3人の子供がいて、ハワイに行きだした頃、まだ上の子も10歳になっていませんでした(当時、4歳、5歳、7歳)。毎回10日ほど滞在するため、トータルで400ドル近い出費。。。無理。。。高い。。。しかもアメリカのチャイルドシート、だいたいすごく汚いです。なので日本からチャイルドシートを持参です笑。なお、チャイルドシートは米国基準をクリアしていなければなりません。そこで当時選んだのが日本育児のトラベルベスト・コンパクトチャイルドシート(国土交通省承認&米国基準適合マーク)です。

すみません、ヤフオクから画像を拝借

 これ、2点式シートベルトにつけられるチャイルドシートなのですが、背中の板にベルトがついているだけと、非常にコンパクトなのです。取り付けに若干コツが必要なのですが、お金とコンパクトさには替えられません(主にお金)。実はこれ、すでに廃番になっており、新品では入手できません。当時もオークションで入手して一つ2千円くらい!これを3つ、IKEAのブルーの袋に詰めて日本から持参しました。これで費用をだいぶ抑えられました。

②Cover Roadside issue(RSN): ロードサービスは任意

 名前の通りですが、レンタカーを使っていた際に、車が故障して止まってしまった、や、鍵のとじ込みをしてしまった、パンクしてしまった際にロードサービスを呼ぶ事ができるオプションです。これは不安でしたら入っておいて良いと思います。アメリカに来たんだから、折角だからアメ車に乗りたい!けど、故障しやすいんじゃないかな?という方も多いのでは?と思います。最近のアメ車、そんなに壊れません。少なくともJEEP Wranglerは故障が少ないです(なぜ断言できるかというと、僕が日本で乗っていて約7年、10万キロ超でトラブルなしだからです)。不安でしたら日本車のレンタカーも選べますので、検討してみてください。皆様御存知の通り、アメリカはでっかい車が多いです。JEEP Wranglerも日本だと「大きいなー、乗れるかな」と思うかもしれませんが、アメリカに来ればカローラ並みに小さいコンパクトカーです(実際、大きさはクラウンと変わらないです)。

③Additional Driver: 運転手が2名以上なら必要

 これは運転する方が2名以上である場合、必須です

④Fuel Plan: ほぼ不要(レンタカーセンターの近くにスタンドあり)

 返却時に満タンにして返却しなくても良いプランです。タダではなく、ガソリンは時価であったりとか、予め定額であったりと業者によってまちまちです。これも自分で満タンにする必要なければ不要です。なお、ダニエルKイノウエ空港の最寄りのガソリンスタンドもご紹介しておきます。よっぽど面倒であるとかでなければ、空港そばのこのスタンドで給油すればいいだけの話ですので、個人的には不要かな?とおもってます。

空港最寄りのShell

Google mapのリンクはこちら↓

⑤その他:WiFiやナビは不要

 その他は基本的には不要です。Mobile WiFiも、国際ローミングのプランが一般的なSoftbankは不要ですし、ハンディGPSも、ほとんどのエリアで電波が入るハワイでは不要、ハイクトレイル(違法)に行くとか、山に入るとか、モロカイホエ(モロカイ→オアフのVa'aのレース)に出るとかがなければ、これもスマホで代用できます。Google Mapが非常に正確で、ハンディナビよりも全然優秀ですので、こちらを推奨します。なお、Google MapはUS国内は距離を「マイル」で計算します。1マイルは約1.6kmとおぼえておいてください。
最後に、最新のHartzのレシートをご参考までに貼付します。

2023年のHartzのレシート(Jeep Wrangler Unlimited)。今気がついたけど、この期間で1000キロ以上乗ってるのね

おまけ: アメリカの飲酒運転事情

 絶対に良い話ではないのですが、アメリカでの飲酒運転について。アメリカは血中アルコール濃度0.8%までは大丈夫という話(and 酩酊状態ではないこと)。パーティや食事に呼ばれた場合、缶ビール2本くらいまでならギリギリ大丈夫です。もちろん、個々人のアルコール分解能力に依存しますし、2本で酩酊になるのであれば絶対NG。ペナルティは厳しいです。そこのところを十分に注意して楽しんでください。

まとめ

 アメリカ(ハワイ・オアフ)のレンタカーを賃りる際の保険の選び方などについて書いてみました。で、結局どこが良かった?と聞かれることが多いのですが、私自身はHartz、Budget、Alamo(enterpriseは1回だけ)をハワイ意外も含め複数回使いましたが、ハワイであってもメインランドであっても満足度は(Alamo=Budget)>Hartzという感じです。AlamoとBudgetは車がキレイなのと、事前に上で書いた内容で予約をしていた場合、それ以上あまり勧めてこないです。AlamoはFuel Planを勧めてきたかな?。Alamoは同じグレードの車が同じエリアに固めておいてあって、その中から自分の好きな車を選んで良いよ、というシステムで、それが楽しかった事と、スタッフの対応も良かった印象です。Budgetは車の状態が良かった事と、2021年以前からホノルル空港内に営業所を持っていて、かりるのが楽、しかも意外と安かったです。Hartzは…ラスベガスでも借りたことがあるのですが、あまり車がキレイだったことがない印象です。整備にも問題がありそうな箇所もあったりと、個人的にはハズレを引いた事しかなく、相性悪いのかもしれません。ただ、長期+JALマイレージ加入していると、割引プランがあるなど、少し安くなることから使っているというのが正直なところでしょうか(これは穿った見方なのですが、割引プランが適用されると、旧型の車が来ている気も…だから状態が悪いのかな?なんかどうも印象が悪いです)。
 最後に個人の感想を書きましたが、でもなんだかんだ楽しんでいるので良しとしますかね!😁

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