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このNoteを書く理由

前回の記事が3月3日の更新でした。その後、約2ヶ月間も更新ができていませんでした。まずは更新が滞ってしまいすみません。

新潟アルビレックスBBが、なかなか勝てない中、多くのブースターさんから沢山のご意見をいただいています。全部にお返事は出来ていませんが、いただいたご意見にはすべて目を通しています。試合会場でのアンケートのコメントも、公式ホームページからのご意見も、クラブのinfoメールへのご意見も、私のtwitterへのダイレクトメッセージのご意見も、全て見ています。

そうしたご意見の中に、『Note書いているヒマあったら、チームの勝利のために仕事してください』というご指摘もありました。決してチームの仕事を疎かにしているつもりはないのですが、私自身、1分1秒もさらにチームに注ぐべきか?や、このNoteを読むことで気分が悪くなる人がいるのかも?などと、ちょっと考えることもあり結果として2ヶ月も筆が止まっていました。

2ヶ月もたち、私なりに皆様からのご意見を考えた結果を、改めてこのNoteにもう一度、書いておこうと思います。

まず『チームのための仕事をしろ』のご意見は、ごもっともだと思います。今の私の仕事内容では、皆様からのご期待に応えられていないのは事実です。今すぐにできる事として、私自身の仕事のやり方を変えるか? もっと長い時間を投じるか? を考えるべきです。その点で、私の仕事が足りていないことは今のチームの結果が表していると認識しています。

一方で、私がこのNoteの中で伝えたいことは、

『チームが強いから会社が儲かるのではなく、経営が強いから、チームが勝てるようになる。』

という考えが、私の基本です、ということです。
そして、経営を強くするのは、人材だと思っているということです。

未来に向けてスポーツ業界の経営が強くなっていくためには、優秀なビジネス人材の参入と育成が欠かせないと強く思っています。あくまでも概論として、傾向として、個人を別として、誤解を恐れずに言ってしまえば、現在のスポーツ業界は、その競技が好きな人、薄給でもスポーツ業界で働きたいと思う人が、何らかの人間関係(コネ)でこの業界に入ってきています。そして、転職は主に業界の中で行われ、その採用は他業界と比較すれば閉鎖的です。結局は、業界経験者採用なのです。私は、ここに問題があると思っています。

私は、今、他業界で働いている、スポーツ業界未経験な優秀な方に、スポーツ業界に目を向けてもらえるキッカケを作りたいと思い、このNoteを書くことを決めました。そして興味をもってくれた方々に、今のスポーツ業界の現状を正しくお伝えしていきたいと思ってます。期待を持ってもらうために。そしてガッカリさせないために。
このNoteは、他業界からスポーツチームの仕事に参加した、私なりの業界の問題解決の方法だと思っています。

スポーツチームの仕事は、ダイナミックでとても面白いものです。

スポーツチームでの仕事は、本当にチャレンジングでユニークです。
もし、やる気がある人が、やろうと思えば、人が少ないので、なんでもチャレンジできます。その分、負担も多いです。教えてくれる人も、同じ目線でサポートしてくれる人も、今はこの業界の中に少ないので、自分で勉強して切り開いていく必要があります。でも、チャレンジした人には、その結果はすぐフィードバックされます。PDCAのスピードは、ものすごくダイレクトで早いです。

そして、一部のチームを除けば、多くのスポーツチームにはお金がありません。ですからお金を稼ぎながら、改善していくという難しさがあります。お金をかけないで改善していくという言い方にもなります。

でも、その経験は、必ず個人のキャリアとスキルにフィードバックされると思います。少なくても、私は、今、私が経験していることは、私のスキル向上に役に立っていると感じています。だから、今の自分の環境に心から感謝しています。

ToBあり、ToCあり、ToG(行政)あり、ToI(投資家というか主に親会社)あり、その全てに対応する必要があります。そして良い意味でも(はっきり言いますが)悪い意味でも、人間関係は複雑です。人間関係があるから損得なしでお金をかけなくても実現できることもある一方で、人の噂が75日以上続くこともあります。

だからこそ、外部の優秀な方々が、たくさん、たくさん、このスポーツ業界に入ってきてくれることが、この業界を大きな産業に変えていくための方法だと思っています。
そう思うから、今、他業界で働いている優秀な方々が、この仕事に興味をもってもらいたいと願い、そのキッカケをつくりたいと思い、このNoteを書いていこうと思います。

このNoteでは、これからも、スポーツチームのお金の稼ぎ方と、その変化してきているメカニズムについて、そして、国内、海外の様々なスポーツチームのビジネスの事例を私の視点から紹介していきたいと思います。

更に近いうちに、私が人材紹介エージェントだった経験も活かして、スポーツチームの採用情報等も、このNoteで公開していきたいと思います。

繰り返しになりますが、このNoteの内容に興味をもって、このスポーツ業界でビジネスとしてチャレンジしてみたいと思ってくれる方が一人でも増えることを私の目標として、これからも、このNoteを続けていきたいと思います。

今回は、ビジネスの話ではなく、私の気持ちだけを書き連ねる内容になってしまいました。次回からは、ビジネスの話に戻っていこうと思いますので、次回以降も楽しみにしていてください。

最後に、新潟アルビレックスBBへの熱い応援も引き続きよろしくお願いします。

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