ゆきのいろ

プロポーズの後、指輪がわりにとある曲をプレゼントした。
ポルノグラフィティの「ゆきのいろ」という曲だ。

歌詞にある「自分ではどうしようもない もつれあった昨日を 丁寧な手順でそっと ほどいてくれた」という部分が、まさに僕と相手の関係性のようで、二人のテーマソングになる予感がしたからだ。

テーマソングといえば、付き合いはじめの頃、こんなことがあった。
僕が告白された側なのだが、告白するまでの相手のテーマソングがSIAM SHADEの「1/3の純情な感情」だったというのだ。
たしかに僕の自覚は1/3どころか0だった。
その謝罪の意もあって、じゃあこれからの俺のテーマソングはこれにするよ、といったのが、BUMP OF CHICKENの「とっておきの唄」。
当時、相手はこの曲をずいぶん気に入り、僕はそんな相手のためにiPodをプレゼントしたのだった。

今ならどんな曲をあげるだろうか。