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【Revit】未使用の項目を削除する / パフォーマンス向上

プロジェクトに情報を詰め込んでモデルを詳細化していくと、だんだん動作が重くなっていくことがあると思います。
ファイルサイズを調整して快適に操作できるようにしていきましょう!


1.未使用の項目を削除とは

未使用のビュー、ファミリ、その他のオブジェクトをプロジェクトから削除すると、パフォーマンスが向上し、ファイル サイズが小さくなります。
未使用のオブジェクトを削除する前に、プロジェクト ファイルのバックアップを作成することをお勧めします。

未使用のオブジェクトを削除する / AUTODESK Revit 2025

使うかわからないけど一斉にロードしたファミリ、作成したけどあまり使っていないビューなど、もし存在するのであれば一度見直してみるのもいいかもしれません!


2.使い方

!注意!
未使用の項目とはいえ、データの削除を行うので念のためバックアップを事前に取りましょう!

まず「管理」タブ>「設定」パネル>「未使用の項目を削除」をクリックします。

未使用の項目を削除

クリックしたら、「未使用項目削除」ウィンドウが表示します。
ここでが現在プロジェクトから削除できるビュー、ファミリ、その他オブジェクトが表示されます。

未使用項目削除

デフォルトでは全て削除する対象としてチェックが入っているので、必要に応じて設定を変更してください。また使用されているオブジェクトや従属関係があるオブジェクトを削除することはできませんので、ご注意ください。

削除する項目を設定が完了したら、右下の「OK」ボタンをクリックします。
これで未使用の項目を削除することができます。


3.どれくらいファイルサイズを削減できるか

どれくらい削減できるかはプロジェクト次第で変わり、目安にしかなりませんが、今回はRevit2025のサンプルプロジェクト「サンプル意匠」を用いて試してみます。

「サンプル意匠」を開いて未使用項目を見てみると、合計で188個の項目が対象でした。

  • ビュー ×2

  • ファミリ ×154

  • グループ ×1

  • その他スタイル ×31

これらを削除してどれくらい削減されたか…

その差は1329KB(約1MB)でした。

元々サンプルプロジェクトとして登録されているので、ある程度整理されているのでこのような結果になりました。

皆さんも自身のプロジェクトで確認してみてください!



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