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7/16 虹、炎天

レインボーリール東京へ行った。一応ボランティアなのだが、少し受付をやっただけで休憩をもらって表参道でお洒落な昼ごはんを食べ、特典として無料で映画を見て、早めに帰った。しかも「プリキュアを見てから家を出る」という理由で朝も15分遅刻している。都合がいい人間で申し訳ない!

エッグヘッド&トゥインキー、本当に良かった!久しぶりにあんなにワクワクする映画を見た。レズの女の子が家族にカミングアウトして、親友と共に家出するアメリカンラブ(?)コメディだった。画面はポップでカラフルで、ストーリーのテンポも良くて、1秒も退屈しなかった。トゥインキーの行動は滅茶苦茶なのに芯があって、周りを惹き付ける力があった。エッグヘッドからトゥインキーへの、「自分をだれかに証明する必要は無い」という言葉が素敵だと思った。あなたが誰かは、あなただけが知っていれば充分!
とにかく、良かった。思いっきり失恋するのってかっこいいし、相手を100%信じれるって良い〜!そして、相手のために思いっきり馬鹿になれるのも良い。私も浮き沈みのない人生より、思いっきり恋して思いっきり失恋する乱高下の人生がいいな!映画の最後には、思いっきり拍手をした。炎天下を歩いたあとだった上、ホールは冷房は効きすぎていたので頭は痛かったが、満たされた気持ちになった。本当に行ってよかった!絶対に来年も行くし、来年はもっと貢献したいと思う。

タイトルの虹はイベント名、レインボーリール東京から。虹が見えた訳ではないです。今日はものすごい暑さと日差しで、3月のインドを思い出した。

ボランティアのときの、レズとバイのフラッグバッジをつけている写真をストーリーにあげた。これは少し迷った。私は意外と、他人からの目を気にするタイプなのだ。レズ(バイ)であることは隠してもいないが、ほとんどの人には言っていない。そもそもインスタの相互には最近会ってない人、そんなに話したことのない人も多いし、セクシャリティは機会もないのにわざわざ言うことでもない。でも、そもそもすべてのストーリーをちゃんと見ている人は少ないだろうし、その中でフラッグを見てそれが何を指すか気づくような人には、別に知られてもいいなと思った。なにより、いい写真だったからあげたかった!世間は、思っているより他人に無関心です!

会場には、いつも持っているガチョウのカバンを連れていった。ボランティアの人はみんなやさしくて、服装やヘアピンとあわせて褒めてくれる人が多かった。うれしい。やっぱり目立つ髪色やアイテムを持っていると話しかけてもらうきっかけになるし、得だと思う。初対面の人が多い場では特に。

軽い熱中症でフラフラになって帰宅したのに、少し休んで夜のバイトに行った。一緒だった人は不思議なおじさんで、あまり作業の効率が良くないタイプだった。まあ、私も人のことを言えないし、その人は優しくて腰が低かったのであまりイライラしなかった。
店の近くの公園では盆踊りが開催されていたらしい。コンビニには法被や浴衣の家族がたくさんきて、めずらしく混んでいた。
そういえば、盆踊りに行かなくなったな。子供の時は毎回行っていたのに。今では誰を誘えばいいかも分からないし、行ったとて何をすればいいかも分からない。こういう時、大人になったのかなと感じる。

最近は、勉強もしてボランティアして芸術に触れて遊んで新しい出会いも探していろんなことに挑戦していろんな他人と話している、健康的すぎる。このままだと素敵人間になれてしまう!友達としての自分の価値は最高に信じているけど、恋愛相手としての自分の価値に自信が無い。めちゃくちゃになるような恋がしたいような、したくないような!

優柔不断って、その時の自分の幸せを最大限にしようとしてたくさん考えてるってことでしょ、素敵じゃん。みたいなセリフを読んで、ありがとう〜〜という気持ちになった。全ての欠点は裏返すと長所!私も肯定的な言葉をたくさん使って生きていきたいな。


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