- 運営しているクリエイター
記事一覧
上体反らしを上手くやるには
体力測定のときに思い切って上体を反らしても力むばかりで記録は伸びない。そんな経験ありますよね。今日はその悔しさにリベンジできる知識を紹介します。
まずは肩から肩甲骨までの筋肉を見て行きましょう。
上体を反らす筋肉(首から肩甲骨)
僧帽筋
両肩甲骨を固定して左右を同時に使用すると頭を挙上する
(片側だけなら頭を側倒する)
頭を固定すると上部繊維が方先を挙上する。
菱形筋
上体を挙上する
小
ストレッチなしで膝を使って自分の胸を蹴る方法
『股関節が硬い』という言葉をよく聞きますね。
股関節の動きが自由になれば、ドラマみたいに格好よくハイキックしてみたい。
でも、ストレッチしても足がまっすぐ高く上がらない。
ストレッチも試したけど変化ない。
今日は、そんな悲願にこたえる話題です。
腰から太腿の筋肉ってすごく複雑に出来ています。
それぞれの働きを知ろうにも勉強のハードルが高く、取っ付きづらいので挫折した方もいるのではないでしょうか?
体育でより深く前屈をするために
体育の時間によくやった前屈運動、指先しか床につかなかったくやしさ、今でも覚えていますよね?
ストレッチしてみたけど、全然良くなる気配ないし、、、。
そんな人のために、今日は解剖生理の視野から前屈運動にアプローチしてみましょう。
太腿を伸ばす、また、膝を曲げる作用に関係のある筋肉は6つあります。
6つの筋肉は太ももを伸ばす作用があるだけでなく、膝を屈する働きをするものが含まれています。膝が曲がっ
肘を曲げる/伸ばす筋肉
普段何気なく動かしている肘。
肘を上げ下げする筋肉はどこにあるかご存じですか?
今日はそんなお話です。
1.肘を曲げる筋肉(三角筋と二頭腕筋)まずは肘を曲げる筋肉を紹介しましょう。
肘を曲げたり上げ下げする筋肉は、二頭腕筋と三角筋の二つです。
その動作と役割を挙げてみましょう。
二頭腕筋の作用
①前腕を屈してわずかに腕の回転を補助する
②手を固定した状態で肘を曲げ体を手の方に動かす。
実際
筋肉使用量の計算について
同じ作業でも、人によって重い、軽いの感覚は違うと思います。使用量(運動量)の概念があると、作業の負荷の大きさは計算でき、作業に合わせた対策がとれるようになります。今日はさの尺度となる運動量について書いてみます。
計算方法は単純で、物理の時間に習うニュートン(N)と同じです。
例①
1キログラムの重りを1メートル持上げる
1kg×1m=運動量1(N)
例②
2キログラムの重りを1.5メートル持
シャワーで疲れがとれない理由
お風呂には入ったときと、シャワーで済ませたとき、疲れのとれかたは全然違いますよね?
断然、お風呂の方が疲れがとれると思います。
お風呂でもシャワーでも、ちゃんと頭も体も洗っているのに、何が違うのでしょうな?
お風呂にはいると、血管が拡張して心拍数も上がります。また、細胞の働きも温度の上昇によって活発化するため、老廃物がまだ酸化されきっていない状態で体内に蓄積、その結果後で酸化をすることで、興奮
背筋を使いこなそう(広背筋編)
背筋編第二回は広背筋です。
(それはそうと、『せすじ』と『はいきん』って漢字が同じで紛らわしいですよね)
広背筋は背筋の中で一番大きいため、背筋=広背筋を連想する方も多いかと思います。
しかし、その役割は知られていません。
今回は広背筋でできる便利なことをまとめてみました。
広背筋の場所
僧帽筋と広背筋の形状
広背筋の主な役割を箇条書きにしてみます。
広背筋の仕事
①腕を前内側へ引く(脇を
背筋を使いこなそう(僧帽筋編)
背筋は大きな筋肉で背中の広範囲を占めています。同じ筋肉でも使う部位を変えることで違った働きをします。
普段、何気なく使っていますが、使い方を変えれば無駄のない動きが可能になります。
今回はその前編として、僧帽筋の作用をまとめてみます。
僧帽筋の位置
僧帽筋の働きは、棒にぶら下がったり、重いものを持ち上げたりする際に使う筋肉です。最近流行りの肩甲骨の使い方とも関連深い筋肉です。
それでは、僧帽
背すじを伸ばすと体がのけぞる理由
背すじを伸ばそうとすると、背中が反ってしまい、正しい姿勢ができないものです。背すじを伸ばせ!と言われると、ますます背中が反ってしまう。
どうしてこうなってしまうのでしょうか?
背骨の背中側に力を入れて背筋を伸ばそうとすると、背中側には主に体を後ろへそらせる筋肉がついているため、体が後ろへ後ろへと倒れてしまいます。脊柱直立筋といった、背骨を真っ直ぐにするためについている筋肉は、力を入れると体を後ろ
頭部と鎖骨の固定について
斬りつけよう、飛びかかろう、話を清聴しようと意気込むと、自然に頭がうつむきます。
(久野が屋内外問わずにサングラスをかけたくなる瞬間です)
この現象は、下顎のつけ根付近と鎖骨につながる筋肉が収縮することによって発生します。
頭がうつむく理由は、腹筋を使うためだと考えられます。
薪割りなどやキーボードによる文字の打ち込み作業をするとき、頭が前に倒れると自然に腹筋が使われるそうです。
胸鎖乳嘴筋は
鞄と脊椎の歪み方、歪みの見分け方
脊柱は、側面の筋肉と靭帯弱い方へと湾曲します。脊柱の湾曲方向とは逆に体幹が曲がり、また、湾曲が発生すると肺の形状が歪む上、自然治癒が難しいそうです。
片足を斜め前に出して立つ癖もつくので、今日はその現象と診断方法、矯正トレーニングについて投稿します。
1.脊椎の湾曲の仕方脊柱のみの湾曲を『C字状湾曲』、腰椎『S字状湾曲』と呼ぶ。腰椎の湾曲は、頭と肩を水平にた持つために、腰骨でバランスをとることで
貧乏ゆすりと、無意識に歩く癖について
朝礼、授業、プレゼンを聞いているとき、貧乏ゆすりしたり、立ち上がったり、ウロウロしたくなりますよね?
この理由ってなんでしょう?
1.足が動く理由人間はストレスがたまったり、じっとしていて静脈がうっ血すると、心拍数が上がり、不整脈が出てきます。
実は血圧は全身で同じでありません。心臓付近だけ血圧が高くなる場面が、この『ストレス』『じっとしている』状態には必ず付きまといます。
その結果、高血圧症
足を組む癖の原因と直し方について
姿勢の悪かった久野は、椅子に座るとすぐに足を組む癖がありました。
真面目な人は当然足を組んだりしないのですが、年齢を重ねるごとに足を組む人の割合は増えていきます。
今日は、そんな足を組む原因と癖の直し方を見ていきましょう。
足を組むのは縫匠筋という筋肉が働くことによります。この筋肉の役割は、足を組む以外に、骨盤を寝かすという働きがあります。
椅子からずり落ちたような座り方をする人は、骨盤が倒れ