マガジンのカバー画像

ランプの明かりにコーヒーカップと花束を添えて

21
短編小説。喫茶『洋燈(ようとう)』の常連客二人と、看板娘が織りなす、ほのぼの/物騒なお話です。
運営しているクリエイター

2017年8月の記事一覧

|回|(20xx+0)年11月 回る鎖鎌と藤四郎

|回|(20xx+0)年11月 回る鎖鎌と藤四郎



|Ⅰ|Ⅱ|Ⅲ|Ⅳ|Ⅴ|∇|Ⅵ|Ⅶ|Ⅷ|Ⅸ|Ⅹ|逸|新|💐|常|月|香|回|

藤四郎が洋燈で週刊誌を読んでいると、葵さんが突然疑問を挟んでくる。
『これって、本当に強いのかしら、、、。』
葵さんの指さしたイラストは、野盗が、某剣豪に鎖鎌で立ち向かっているところだった。
藤四郎は頭を搔くと、、、。
『剣術相手だと結構厄介だったようだなー、でも素手でだったら俺でもこれと戦う方法知ってるぞ。』

もっとみる