中2の娘の進学について、公立の高校に進学と言う形をとろうと考えているが、どうやって学校選びをしたらよいかよくわからない・・・そんな風に思っていたところ、島留学の現場を見に行ったことがあるという方から、つないでもらい、島留学を経験した方のお話しを聞く機会がありました。

久米島への島留学のご経験をされた男の子(現在大学生)と、ハウスマスターとして久米島留学の寮で留学をする子どもたちのメンター的な存在で一緒に住んでいた30代前半の女性からお話しを伺いました。

留学をしたご本人は、一人旅タイプと、集団での活動を楽しむタイプの2パターンがあって、自分は一人旅タイプとおっしゃっていました。

他の地域留学をされた方のお話しも伺いましたが、

地域留学を決定された背景には、初めて見学に行った時にその地に降り立った瞬間に、「ここに行きたい、ここで生活してみたい」そう感じたとおっしゃっていました。

起きたときに鳥の声で目覚めたとか、飛行機から降り立った時に、感じた何か、そういったことにエンパワーされて決定したそうです。

久米島留学は、学校については、東京の方でしたが、どちらも同じとおっしゃっいます。

それ以外の寮での生活や、自分が読んだ本や一緒に住んだ仲間との時間、関わった地域の方たちとの時間、それらが、本当に貴重な時間だったといいます。自宅から通っていると、学校の時間だけがすべてですが、寮での生活では、寮に帰ってきてからあったことなども一緒の寮に住む仲間やメンターと話をしたり、夜中まで語り合ったり、そういうことから学んだことが多かったとおっしゃっていました。本を読んでこのことについて今、話したい!そう思ったときに対話できるとも言っていました。

また、どうしても自分の頭の中がモヤモヤして考え事をしたい時期などもあったそうで、そういったときに、親に電話で相談したり、メンターをとおして相談したりと言うことをしていく中で、週1回の自主休校を学校とかけあいしていたというお話しも伺いました。

人生の中では、そういった時間も必要だと、私は本当に強く思っていて、もやもやしたときに、無理に学校に行って勉強をするでもなく、単位に支障がないように、曜日をずらして、毎週1回を休んでいたというお話しを聞いて、本当にその時に必要な場所で必要な時間を過ごしたのだなぁとお話しを伺っていて思いました。

3年間と言う期間の間には、様々なことがあり、地元の子どもたちもいる中、寮の仲間とは、学校でも、寮でも四六時中一緒にいるということでもあり、どんな3年間になるかは、ひとそれぞれかと思います。また、渦中で自身の内面と向き合う大きな経験をする子どももいるだろうと、ハウスマスターさんのお話しを伺っていても感じました。

自然の中で過ごしたい!そう、感じている我が娘は、「あー島留学行きたい!」一緒にお話しを伺っていてそう言っています。

今はまだ2年で、周りの子たちは塾の勉強をひたすら頑張っている中で塾にも行かず、現在は部活と学校の勉強をしている我が娘ですが、来年度どうなっていくのか、彼女の前に現れてくる選択肢がどのようなものなのか、待って見守っていきたいと思います。

地域留学や島留学、お話しを伺ったのが、男の子でしたので、また女の子のご経験者などがいらっしゃれば、どこかでお話し伺ってみたいなと思っています。


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