母親からの返信ー毒親と対決2ー

なーーーんにもわかってねえぇぇーーーー!
怒りながらも、メールを書いてしまったわたし。
今度は割とすぐ、返事は帰ってきた。

ーー母親からの返信
「えこちゃんは、すねかじりなどしていませんよ。 えこちゃんがいてくれたから 、妹弟の子育ても、 なんとかなりました 。えこちゃんが 支えてくれていたのです。 そのお礼を、せめて、 少しのお金にして、 お支払いしたかっただけですよ 。あんな少ない額でごめんなさいね。
お父さんが、お店を始めるまでは 、いつも一緒にえこちゃんと遊んで、毎日 、えこちゃんのお話を、楽しみに聴いていたのに...ね。
 いっぱい苦労をかけたね 。ごめんね。えこちゃんは、私の苦労の相棒になってくれていたんだなぁ、と思っています。
えこちゃんが、 私の中に宿った時 、本当に可愛いと思いました 。本当に愛しいと思いました。 暴力を受けていた 大変な中だったのに、力がわいてくるようでした。どうしてそんな風に思えたのか 不思議です。

実は、えこちゃんが子宮筋腫の手術のとき、最後に会っておこうと行きました。あのときあえたから、もう十分満足しています。あの頃、調子が悪くてね、でも、元気になったよ」


おわかりでしょうか。

一見、いい母親?
何の問題もないように見える?
わたしもそれで騙された。
特にお腹に宿ったあたりの部分。
「な~んだ、お母さん、ちゃんとわたしのことそんな風に思ってくれてたんだ!?」

嬉しくなった。
母親に歩み寄りを感じてしまったわたしは、せっかく悟っていたはずの
「母親にわたしの気持ちを知ってもらうというのは、止めることにした」
を投げ捨て、
«手軽なメール»を使って、母親に寂しかった辛かった気持ちをぶつけてしまった。

後で毒親と知った後、毒親への対応っていうのを見ていると、最初に思った「気持ちはぶつけても無駄。理解されない」は完全に正解だった。

母親からの返事は途絶えがちになった。



母親メールの太字について:
「支えてくれて」「苦労の相棒」:
こちら、5才、6才の子ども、せいぜい高校生までです。相棒ではありません。アナタの子どもです。

対価を«お金で»しか解決できない。
後でわかることになりましたが、あの人の頭の中はお金がギッシリ詰まっていました。

「最後に会っておく」:親子なんだけど。
親が勝手に会う会わないを決めて、マウント取って,
«自分だけ満足»するとかおかしくない?
ねぇ、わたしの気持ちはガン無視ですか?

この母親の返信に怒りを覚える、わたしのほうが変ですか?




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