わたしと仕事と自己肯定

うちの両親はそれぞれが毒親育ち。毒親同士が結婚して生まれたわたしは、アダルトチルドレンのサラブレッド(世代連鎖)です。わたしの家族は、5歳下に弟と、7歳下に妹。DVモラハラパワハラアル中の父親と支配的でネグレストな母親。家庭にも学校にも居場所のない闇の小学校時代を、4歳までの母親との楽しかった記憶だけを糧に反芻しながら過ごしました。私立中学への入学が第一の転機となり、そこから私立一筋で大学まで入学・卒業し、家から逃げるように結婚までこぎつけます。そして第二の転機となる会社に入りました。

会社でわたしのいる部署は部長さんが唯一の男性で、あとは全員年上の女性、社員さん1人、わたしと同じくパートさんが3人でした。そのうちのパートさん1人が今回辞められるのでその補充のようでした。
わたしはチャットにハマっていただけあって、入力が普通の人よりかなり早く、またパソコンの知識もあったので、アナログにしていたことをエクセルで済ませられるようにテンプレートをどんどん作り、使い方を伝授しました。
みんな「すごいすごい。仕事が楽になった!」と、とても喜んでくれました。いっぱい褒められてとても良い気分でした。
ただ、テンプレートを作る過程で自分の想定していないことが起きることがあり、数々の失敗もしました。
失敗のたびにパニックになり、夜寝るときに自分のせいではない、と言い訳ばかり考えていました。失敗した次の朝の出社は憂鬱で消えていなくなろうと思いました。
せっかく条件のよい会社に入れたのに
このままだと、辞めさせられてしまう…!!
失敗をするたびに不安で不安で仕方がありませんでした。

当時はただのパートで、週に2、3回しか行ってなかったのもあり、首を切られても大丈夫なように、もう一つ仕事を掛け持ちすることにしました。昔、フランチャイズの店で仕事をしていたことがあるところが、今回は直営店として人材を募集していました。仕事の要領もわかっているし、すぐ戦力になるはずです。履歴書を書き、意気揚々と「わたしを採用しないと損するわよ」と言わんばかりの面接態度、、、だったんだと思います。採用されましたが、その後採用経過みたいなのを盗み見たとき「面接態度が3/5点」でした(笑)

かくしてメインとして女性ばかりの会社と、そこの仕事がないときに行く直営のお店と、Wワークを始めました。

自称《仕事が早く要領もよくて気が利く》わたしは、どんどんつけあがっていきます。

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