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父と仲が悪い私が一歩を踏み出すまでの話「成功者の告白」読了記

こんにちは。
Tsuzucleの久保です。

今日は、先日読み終えた本
「成功者の告白」のアウトプットをします。
創業時から、代表の森に「これ、いいよ。読みなよ。」と
言われていたのですが、後回し後回しになっていました。

まるで、主人公が父親から渡された本を読んでいなかったのと同じように……

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私は父と仲が悪い

実は、私は父との仲が1年前からとても悪いです。
元々仲が良かったわけではないですが、
それでも昔は一緒にサッカーを見に行ったり、
公園にキャッチボールをしに行ったり、
家でも相撲を取り合ったりする仲でした。

昨年、私が大学を半休学状態になって
仕事を始めると両親が知ったとき、
どこの誰とどんな仕事をするのか?
はっきりしないままに見切り発車する私を
見ていられなかったのか、弁護士を両親が雇い、
親子間に亀裂が大きく生じることになりました。

当時の私からすると、
・マジでめんどくさい
・なぜ息子のチャレンジを止めるのか?
・ドリームキラーとはこのことよ・・・
・なんでこんなめんどくさいことになるのか?
・なんでなんでなんでなんでなんd・・・
と、不満以外の感情が家族に湧きませんでした

そこから、母とは仲直りをできたのですが、
父とはまともに口を効かないまま
早くも半年以上が経とうとしています。

そして、
「仕事とプライベートは別なんだから関係ない」
と気にせずにいました。

そんな折に読んだ本が、この「成功者の告白」でした。
スタートアップの会社が大きくなっていく際の、
ダークサイドに関する小説形式のストーリーです。

見事に地雷に歩を進めていた自分

この本では、会社の成長カーブにおける、
様々な落とし穴が書かれていたわけですが、
そのほとんどが仕事とは関係のない
プライベートな部分で出てくるというところが興味深い点です。

誰しも、「自分は大丈夫だ。特別なケースだ。」
と思いたいですし、父親とはほとんど会話をせず、
彼女のこともほったらかしにすることが多い私にとっては、
迫りくる危険な未来を見せられているようで、
耳の痛い話が多かったです。

耳が痛いということは、到底人ごとだとは思えず、
自分ごととして読んでいました。

家族との確執を抱えたまま仕事をすると、
家族の場で募るストレスが、職場や子供に伝播し、
トラブルとなって顕在化するという話があるのですが、
これこそ私が歩を進めていた地雷なのだと、ハッとしました。

そこで、せっかくの良い機会なので、
冷静に「家族」という存在を振り返ってみました。
みなさんにとって家族とはどんな存在でしょうか?
僕にとってはこんな感じです。

<家族>
・最も近い存在
・心配してもらえる存在
・最後の最後に頼ることになる存在

幸いにも、私の家族は私の心配を
常にしてくれていることは確かなのだと思います。

ですが、
プライドだったり、
承認欲求だったり、
反骨心だったり、
嫉妬心だったり、、
その時々に抱えている負のエネルギーによって、
素直に受け入れることやコミュニケーションをとることが
難しくなるのだと思います。

そして、すれ違いが起きたときに、
そのすれ違いから目を逸らすと、関係性が悪くなっていくのだと思います。

さて、そんな最も近く、最も素直になれない
家族との関係性が悪いということは何を意味するのでしょうか?

私は、職場でも同様の問題が生じるようになる
という風に今は考えるようになりました。

<職場で同様の問題が生じる流れ>
仕事場で多くの仕事を共にする
⇒関係性が深くなる
⇒目につく部分が見え始める
⇒すれ違う部分や受け入れられない部分が生じる
⇒トラブルとなる
⇒トラブルの回数が増えるとすれ違いから目を逸らすようになる
家族の時と同様に、職場での付き合いが深い人とのコミュニケーションが円滑に進まなくなる

こんな感じでしょうか。。
家にも職場にも居場所がないというのは、我ながら恐ろしい未来ですね笑

ちょっと心配になってしまいます。。(?)

大丈夫。未然に解決すれば良い!

そうです。私にとって救いであったことは、
早めにインプットをして、このnoteで解決に向けたアウトプットをしているということです。
幸いにも、まだ職場ではコミュニケーションの問題が
深刻になっているわけではありません。

何より、会社のことを信じて
一生懸命ついてきてくれている仲間との間で
コミュニケーションができなくなる環境は作りたくないですし、
私が解決に向けて舵を切る存在にならなければ、
同じ問題を社員の人が抱えてときに、
きちんとアドバイスしてあげられる存在になれません。

この本の中には、
会社の成長は家族の成長と類似している
ということが書いてあります。

全くもってその通りだと思いますし、
創業期の会社にいる私にとっては、
「会社の成長」と「家族の成長」の両方に
きちんと向き合うことで2倍の成長をできるという
最高の機会なのかもしれません。

そう考えると、11月も全速力で頑張れそうですね。
早速帰ったら両親を誘ってグランピングの計画を立ててきます。


取り止めのない感想文、最後まで読んでいただきありがとうございました。
家族関係の続報はまたご期待ください。

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