ホルモン断ちして2ヶ月の変化

諸事情によりエナルモンデポーの投与を中断して2ヶ月が過ぎた。
ホルモン投与を始めてから2年強、これだけの期間空いたことはない。
1ヶ月強空いたことはあるが、
その時は月1回250mgだったので、変化らしい変化は自覚できなかった。
今回は2週間ごとに500を打っていたところからの中断だ。

最大の変化：性欲。
これは覿面。
性欲の権化と言われる中高生男子ってこんな感じなのかなという状態が毎日毎晩だったのが、
全く何の欲求もなくなった。
喜怒哀楽の感情も所詮脳の電気信号に過ぎない、なんて話があるが、
性欲も外から投与できるような物質ひとつの分泌量次第なんだな、と
なんか面白い。
まぁ、アセクシャルの人達が性ホルモン分泌されてないのかというと
そんなことはないはずなので、ホルモンだけの問題でもないんだろうけど。

微妙な変化：声
全然他人にはわからないだろうし、自分でも「わかる」というほどではないが、
ホルモン打って声変わりする前の声質に少し戻ってる、気がする。
元々見た目で性別迷われても声で男だと思われるほど、女性としては声が低かったものの、
やはり男性ホルモンによる低音とはちょっと違う。
ホルモン投与による変化は不可逆とはいえ、
声変わりは完全に安定するまで結構時間がかかるので、
安定しきる前に投与を中断すると少しは戻ってしまうのかもしれない。

以上。
って少ないな。
ヒゲは普通に生えてくる。
何故か顎ばかりで、唇の上側は産毛のまま。
生理は幸い再発していない。
が、なんとなく、生理前や最中に感じるのに似た腹部の違和感は時々ある。
元々生理は全然重くないのだけど。
中断期間があと2ヶ月も3ヶ月も続くならどうなるかわからないが、
今月末にはネビドを打てるので、大丈夫…だといいな。