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【タイ生活】母子入院体験記@サミティベート病院

a-chanです。
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1歳の息子が肺炎で入院しました、、、ということで、本日は「タイでの生活編」ということで、サミティベート病院での母子入院の体験についてご紹介したいと思います。

外来受診

土曜日から熱が出ていたけれど、熱以外の症状もなく本人も元気だったので、家で様子を見ることに。日曜日・月曜日にはだんだんと熱も下がってきて、食欲や睡眠もいつも通りなので、もうちょっとゆっくりしてれば治るかなーと思っていました。ところが、月曜日の夜中に急に咳をし始めて、全然寝てくれず苦しそう、、、ということで火曜日の朝にサミティベート病院に電話をして小児科を予約して受診しました。

外来受診の流れ

外来を受診すると、まずは身長・体重を測定します。そのあと、血圧と酸素飽和度も測定します。これは毎回どんな症状の時でもやるみたい。(以前に上の子が足を捻って整形外科を受診した際も同じ流れでした)

先生の診察に呼ばれるまで待合室で待機 → 先生の診察 → 肺のレントゲン撮影 → 咳を和らげるための吸入 → レントゲンの結果が出るまで1時間程度ということで1時間後に戻ってきてと言われました。

小児科の待合室では1時間は待てないので、病院内のセブンイレブンで飲み物を買って飲ませたり、散歩をしたりとブラブラしながら1時間待っていました。

1時間後に再度先生の診察に呼ばれ、「レントゲンを見ると肺炎になっていますね!呼吸も苦しそうだし入院した方がよいですね!」と言われました。まさか入院なんて予期していなかったので、「えっ!入院ですか?」と3回くらい聞き返しちゃいました。

私も一緒に付き添って泊まるんだよね?ということは、5歳の息子は幼稚園から帰ってくるし、お迎えどうしたら良いんだ?入院の準備とかしていないし、、、とかハテナがたくさん浮かんできました。

入院~退院まで

お兄ちゃん問題

お兄ちゃんの幼稚園バスが戻ってくるタイミングで、お兄ちゃんのお迎えと入院に必要な物を持ってくるために帰りたいということを看護師さんに伝えました。その際には、1時間くらいなら私たちが見てるから大丈夫だよ!という感じでOKをもらいました。

しかしながら、実際に入院病棟に移って、何時から何時で見ててほしいと伝えると、今忙しいから他の看護師を連れてくる必要があり1時間300THBと言われました。その後も色々な担当の人に聞いてみましたが、30分くらいまでなら、その時に手が空いている看護師がいれば見ていてくれる場合もあるけれど、1時間くらいとなると専用の人をつける必要があるから1時間300THBと言われました。まあ、安心のためにもお金を払ってみていてもらった方がよいかもしれないとも思いました。

なので、今回は1時間300THBを支払い、家に帰りお兄ちゃんをピックアップし、急いで3,4日は生活できるように荷造りをして、お兄ちゃんを連れて病院に戻りました。

何日入院になるかわからないので、夫には基本的に在宅に切り替えてもらい、お兄ちゃんの送迎をお願いしました。

携帯の充電切れそう問題

今回入院することを予期していなかったので、携帯の充電器などを持っていませんでした。入院!と言われた際に携帯の充電が残り50%くらい、、、保育園や夫にも連絡しないといけないし、、、と充電はどんどん減っていきました。

看護師さんに聞いたところ、充電器の貸し出しなどは行っていないそうです。病院の1階、日本人相談窓口や外来の会計などがあるフロアに、カスタマーサービスがあり、そこで携帯を預けると無料で充電してくれました!!

ただ、子供が寝ている隙に預けに行って、受け取りにいかないといけないので、結構面倒でした、、、子供が寝ている間に携帯がないのもやることないし、、、

入院したお部屋

入院病棟がいっぱいで午後まで空かないということで、10時から13時半くらいまでは小児科の病棟の隔離室みたいなところでずっと待っていました。また、普通の入院病棟も空いていないということで保険範囲ではない大きな部屋に差額なしで入れるということで移動しました。

シンデレラの大きな絵が飾ってあり、色とりどりに光る部屋に通されてびっくり笑 広すぎ!と思ったけど、途中から元気になった息子が歩き回るので広い部屋でよかったと思いました。結局3泊4日の退院するまで、普通の部屋はあかなかったようで、こちらの広い部屋で過ごすことができました。

シンデレラがモチーフの部屋?
とんでもなく広い部屋

入院に必要な持ち物

●子供用
・子供の退院用の服 → 入院中は入院着があります
・おむつ、おしりふき
・手口拭き
・子供用の洗面道具 
 → 子供用の歯ブラシ、シャンプーなどついていました
・おもちゃ → TVは充実していました。NetflixやEテレなども見れました
・子供用の食事、おやつ 

●大人用
・携帯の充電器
・パジャマ
・着替え
・暇つぶし用の本など
・歯ブラシ、シャンプー、洗顔などの洗面道具
    → 一応大人用の歯ブラシ、シャンプーなども準備されていました。タオルは毎日交換してくれます。

入院中の1日の予定

朝は7時くらいに看護師さんが来て、体温や酸素飽和度を測定してくれました。その後、8時頃に小児科医の先生が回診に来てくれます。
先生の診察に合わせて、薬や吸入などの予定が決まるようでした。
9時頃に体を拭いたり、鼻水が出ていたので鼻洗浄をしてくれました。
その後は定期的に薬、吸入、体温・酸素飽和度測定があります。
夕方~夜に再び先生の診察があり、退院できるとかできないとか相談しました。

食事

食事は基本的にはついていないので、食事制限とかがない限りは好きなものを食べてよいようです。部屋に入るためにセキュリティのような扉があるので、Food pandaとかはやりにくい印象があります(コロナ以降禁止とかあるのかな。。。?)。

必要であれば、部屋から食事を注文できます。下のキッズメニュー以外にも、曜日ごとに決まっているタイ料理・Western料理・日本料理のメニューと、ルームサービスというメニューが部屋に置いてありホテルのようでした。ルームサービスについては下にあるフードコートから運ばれてくるようです。

部屋から注文可能な子供用のメニュー

感染症などで部屋の外に出るなと言われていない限りは、セブンイレブン、パン屋、フードコート、お弁当屋さんなども病院内にあるので、調達可能です。

下の感じで何とか食事を調達していました。子供の熱が下がってからは食事の調達も気分転換になって良かったですが。
・朝食:パン屋でパン&セブンイレブンで牛乳・ヨーグルト・コーヒー
・昼食:お弁当を購入 ちょっと割高な気はするけど仕方ない、、、
・夕食:夫に買ってきてもらったり、ルームサービス頼んだり

エビのガーリック炒め&プレーンオムレツ 135THB

点滴カー

熱も下がり元気が有り余ってはいるけれど、点滴をしているから歩き回れない、、、ということで困り果てていたけれど、点滴カーなるものがあり、こちらで移動が可能になりました。

短い時間だけれど、これで少し違う景色を見るだけで、子供も親も気分転換になりました。

息子は気に入りすぎて、朝起きたら乗りたがり、昼寝から起きたら乗りたがり、、、最後まで大活躍しました。点滴カーに乗っている子供と廊下ですれ違うと、親は同志のような気持になりました!!

点滴カー

親が寝るベッド

ベッドは子供が寝る用のものしかありません。

基本的に夜中も2,3時間おきに熱の測定や吸入などもあり、看護師さんとやり取りが必要です。また、1歳くらいの場合にはベッドから落ちる心配などもあるためか、同じベッドに寝るように言われます。

このベッドが普通のシングルよりも小さいのでは!?というくらいのサイズで、なかなかキツイ、、、2日目からはソファーに寝ていたんだけど、3日目の夜の看護師さんはスパルタでベッドに戻るように注意されました、、、

ということで、付き添いの親は2,3時間おきに起こされるし、熟睡できないので、とても疲れます、、、元気になっていく息子と消耗していく私、、、無事に3泊4日で退院することができました!!

まとめ

長々と書いてしまいましたが、サミティベート病院に行く際に入院の可能性が少しでもある場合には、携帯の充電器を持っていくべし!!!


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