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【スポーツ観戦記】贔屓球団がアイマスとコラボしたので東京から島根まで見に行った話【試合の話は少なめ】

こんばんは。最近、noteで旅行記を書いてる仲間内からダメ出し(?)を食らい、書き物の質を上げていきたいなと考えてる筆者です。

さて、少し前に話は遡ります。筆者の贔屓球団こと、バスケットボール #Bリーグ#島根スサノオマジック がこんなリリースを出します。

推し球団が!!#アイドルマスター と!!!コラボする!!!!

アイドルマスター(正式名称THE IDOL M@STER、通称アイマス)とは、島根球団の親会社、バンダイナムコが誇る、15年の歴史を持つアイドル育成ゲーのはしりのようなコンテンツ。もともとはアーケードゲームでしたが、アニメ化もされたり、アイドルコンテンツなのでライブもやったり。15年前にスタートした初期シリーズからの熱狂的なファンも多いのもそうですし、派生シリーズである「"デレマス"(アイドルマスターシンデレラガールズ)」「"ミリマス"(アイドルマスターミリオンライブ)」「"sideM"(アイドルマスターサイドエム)」などのソーシャルゲームや音ゲーも最近では強い人気を誇っています。
とまあ長々と説明しましたが、要はアイドルゲーで、00年代半ばから10年代くらいのオタクの間では「常に最先端を行っている」化け物コンテンツ。そんなコンテンツのコラボでも、島根のファンは冷静、、というか、あまりその凄さがわかってなかったみたいな感じでしたけどね。。。

まあそんなで、自分は「もっとも有名な4~5曲くらいは知ってるよー」くらいのにわかオタクなのですが、島根に住んでて仕事がしんどかった頃に、よく「自分REST@RT」や「GO MY WAY!!」といった楽曲で元気をもらってました。

↑「GO MY WAY!!」。「ごまえー」の空耳でニコニコ厨にはおなじみ。

↑「自分REST@RT」。これはキャストさんのライブバージョンですね。

しかもしかも、コラボイベントの詳細が明らかになるにつれ、これは行かなきゃ、ってなっていきます。

①等身大パネルが会場に現れる、②試合前のBGMがアイマス曲でジャックされる、③島根のチアリーダーがアイマス曲に合わせて踊る、④クリアファイルが配られる、⑤当日限定のレプリカユニフォームが物販で販売される。

うおーーーーー。これはもう行くしかないじゃないですか。


ということで3月31日がやってきました。夜行高速バスと普通電車を乗り継いで、やってまいりました島根県松江市。

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駅に着いたらこれですよ。いいね。街がチームを応援してる感じ。(後ろに見えてる黄色いのはサッカーの松江シティFCですね)

試合会場には予想より早く、先行入場列の2番目に到着。これには自分もびっくり。しばらくTwitterのフォロワーさんと歓談したり、飯を調達してたら、あっという間に入場時間に。

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ということで会場入り。うわぁほんとにアイマスだ!!!

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いや会場にアイマスキャラのパネルあるのマジで草wwwwすげーって感じ。

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あ、当然物販でレプリカユニフォームは買いましたよ。765プロダクションモデルの推しチームのユニフォーム。草生える。今後はこれで応援に行きますねw

まあそんなんでゲラゲラ笑ってたのですが、ふと会場でBGMを聞いてると、聞き慣れた「自分REST@RT」のフレーズが。

昨日までの生き方を 否定するだけじゃなくて これから進む道が見えてきた
弱いだけの女より ガマンとか背伸びしても カッコつけた自分が好きだから
今すぐ心のドア ちょっと開いて 旅に出てみたい気分
ぼやぼやしてると 大切なチャンス 逃してしまいそう
----自分REST@RT(M@STER VERSION)より

なんかこの歌詞聞くと、月並みな言葉を借りると"エモい"んですよね。島根に住んでた時、わりとしんどい思いをしてたことが多くて、そんな時に気持ちをぶち上げるために聞いてたのがこの自分REST@RTで、気分転換で見てたのがスサノオマジックのバスケで。なんかその二つが同じ会場で出会ってるのが、なんとなく不思議で切なくて。すっげー個人的な感情なんですけど、気づけば涙が出てましたね。

まあそんなこんなで感傷的になってたら試合開始40分前。そういえば松江総体の会場に4面ビジョンが出てきて、演出がかっこよくなってからは初めての参戦なんですよね。

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いやめちゃめちゃお金かかってるかよすごいなww
でも、島根が誇るチア、アクアマジックの演技はさながらライブ。ぜひぜひ見に来て欲しい。

で、試合はリードを許す展開。名古屋のスリーポイントが全然止まらないんですがどうしてくれるんだ。ビハインドでハーフタイムへ。いや、今日の本番はここからですよ。

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よく見てください。アクアマジックの衣装がアイマスのキャラのTシャツ(あ、これも物販されてたので買いました)。

で、ハーフタイムは「READY!!」(アニメ版無印アイマスのOPテーマ)で登場。

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その後、会場のみなさんと一緒に踊ってみましょう!との案内で、アイマスにわかの筆者でも知ってる振付を練習。
ぼく(GO MY WAY!!だ)

そして会場にはBGMがかかります。

GO MY WAY!! GO MY 上へ!! 笑顔も涙でも 
この世界中が Wonder LandなNever Land
GO MY WAY!! GO 前へ!! がんばってゆきましょう
一番大好きな 私になりたい
----GO MY WAY!! (M@STER VERSION)より

ノリノリで踊ってたら周りのお客さんにドン引きされましたが、いいのいいの、そんなの関係ないんです。当時は確かに、アイマス楽曲と、スサノオマジックに元気をもらってた、そしてそれは東京に戻った今でも変わらないんだ。それを確認し、でも今度は涙は出てこず、ひたすら笑顔になっていました。

いや、しかし、ほんとに行ってよかった遠征でしたね。遠征の意味、みたいなのを考えていた矢先だったので、よかったです。


なお試合は・・・

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今シーズン現地で勝ったの1回しかないんですが。勝ちが見たいんだよなぁ。


ではでは、このへんで。


(当社比で)めちゃくちゃ反響をいただいたので追記(4/13)

Twitterのスポーツ垢でシェアしたら、バスケ界隈中心にかなりの反響があったようで。みなさん読んでいただいてありがとうございます。
その中でも印象的だったコメントを意訳しながら抜粋します。

「こういうコラボだとアニメに"食われて"しまうことがあるけど、そうなってないのがいいね」
「あくまで主人公はスサノオマジックの試合で、でもちゃんとコンテンツを押し出すバランスが絶妙」

こういったコメントをいただいて、でも今回のコラボイベントはほんとその通りだったんですよね。たぶんバンナムのコンテンツ力だったら、声優さんを呼んでライブをやることだって考えられる(まあアイマスの声優さんはガチで人気声優なので難しいとは思いますが・・・)し、それをやればたぶん声優オタクやアイマスのPが島根に大挙して押し寄せたでしょう。けれども、それをしなかった。
あくまで普段通りの水曜日のナイターの試合である、と。あまりスポーツ観戦に慣れてないガチのオタクのお客さんが大量に来ても、感染状況に敏感な島根県民はビビりかねない。だから、完全に会場をアイマス一色にはしてないんですよね。
ただ、ある程度アイマスについてリテラシーがあればめちゃくちゃ感動するだろうし(筆者とか典型例)、あまり二次元コンテンツになじみのない島根ブースターに「アイドルマスター」というものを売り込む姿勢はすごく感じられる、そんな絶妙なバランスを感じたコラボだったと思います。

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