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生まれた子どもが内反足でした

「あんよが少し曲がっていますが、大丈夫だと思います」
これは、息子が生まれてすぐに私が助産師さんに言われた言葉でした。

生まれてきた息子は、左足が内側に曲がっていました。
生まれてすぐは、私は産んだ疲れで頭が回らず気にする余裕がありませんでした。
後から聞いたところ立ち会いをしていた旦那は、ずいぶん足が曲がっているけど大丈夫なのかなと心配だったそうです。

息子が病気なんだと理解したのは、産後の新生児診断で小児科の先生にみてもらった時でした。

「おそらく内反足だと思うので、退院して落ち着いたら大きな病院で診てもらってください。」

内反足?

病院??


「心配だったっでしょう。でも病院でちゃんと治療すれば大丈夫ですからね。」

先生の前では、そうなんですね分かりましたとずいぶん冷静に返事をしていましたが、治るから大丈夫と言われても、内心は心配で仕方ありませんでした。

診察が終わって一人になってからは、ひたすらネットで検索をしました。内反足ってどんな病気なんだろう。治るって本当だろうか。私はどうしたらいいんだろう。私のせいでなってしまったのだろうか。。。


調べたところ、内反足とは先天性内反足と言って、生まれた時から足が内向きで正常な形に戻せない病気です。約1000人に1人の確率で男の子に多いそうです。
原因は分かっておらず、子宮内での胎児の体勢によるものではと言われているそうですが、決してお母さんのせいではないそうです。

お母さんのせいではないと言われても、最初はなんで健康に産んであげられなかったのか、息子を見る度にひたすら涙が出ました。
私の妊婦生活が良くなかったのではないか、こんなに小さいのに治療なんてかわいそう。そんなことがひたすら頭の中を巡り、産後の入院中一人の時はこっそり泣いていました。


でも助産師の方々が大丈夫だからねと声をかけてくださり大泣きしたあとは、気持ちがスッキリしました。
そのうち泣いていてもしょうがない、これからこの子にしてあげられることをやらなくてはと思えるようになりました。

結論、内反足はちゃんと治療すれば治る病気です。
他の子と同じように走ったり、スポーツもできるようになるそうです。
息子はまだ治療中ですが、ちゃんと一緒に頑張っていこうと思います。

私は同じように頑張っている(頑張っていた?)方のブログ等を読んで、心を落ち着かせることができたので、私の備忘録も兼ねて記録に残しておこうと思います。
治療の経過をやさしく見守っていただければと思います。

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