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虹プロの感想をあえて主観のみで綴ってみる〜チームミッション編Part2〜

こんばんは。
今回は虹プロジェクト韓国合宿チームミッションについての記事Part2です。
前回はニナ率いるSeaside Fearies vs ミイヒ率いるSun Riseの対決でした。


②マコチームvsリクチーム


Mr.お姉さんことマコチーム。

なんてピッタリなチーム名…!(感嘆)
メンバーは、マコ、マヤ、リオ。
課題曲はJ.Y.PARKの「Swing Baby
ミイヒチーム同様全員が個人レベルテストでのキューブ獲得者。
これはもう生半可なパフォーマンスはしないだろうし、本人達もそのつもりだったと思う。
だけど練習段階では当然のごとく最初から完璧というわけにもいかず。
スウィングジャズ風のこの曲はリズム感を取るのが非常に難しい。
歌はリズムに乗ってテンポ良く、速く歌わなければいけない。
ダンスはダンスでタイミングがずれ、なかなか揃わない。なおかつ良い女感というか、余裕のある雰囲気を出さなければならない。
つまり、速く歌いつつ余裕のある感じを出すということ。

え…?このチームだけ難易度バリ高くない……?

それだけマコチームには期待しているということなんだろう。
そんな中なんとマコチームは個性を出すべく、自分達で振り付けを考えた。
(ダンス実力者の3人だからこそ為せる技だよなあ。)

そしてリーダー・マコはよりチームワークを高めるために3人で料理を作るという試みをする。(ちなみに献立はチーズハンバーグ)
この場面、普段はかっこいいお姉さんである3人が「ただの女の子」になってる感じがしてめちゃくちゃほっこりする。
特にインターホン前でのリオマヤの愛嬌はマジでギャップありまくり。萌え爆発。
練習やミーティングを重ねるだけではなく、こうやって素の状態をさらけ出すことでチームワークを深める方法を取ったマコは、リーダーの素質がズバ抜けてるなあと思った。


〜パフォーマンス〜

あのね、もうね、立ち姿の時点でプロ。
キリッとしたガールクラッシュ美人マコ、可愛らしさと綺麗さが良い具合に混ざり合ってるリオ、女優的顔立ちのマヤ。
画面が華やかすぎる。


マコ

「イケメン」この一言に尽きる。
美人、可愛いとかじゃなくて、かっこいいという表現がマコにはよく似合うなあ。
始まりにリオマヤを傍らで見ているんだけど、その表情がカッケェ。
ダンスの腕も変わらずピカイチで、ひとつひとつの動作が流れるように美しい。
あと、マヤとリオの真逆の声質を上手く中和していたように思う。
マヤは艶やか、リオは繊細、その2人の中間の声質なので3人の歌声が合わさっても誰かが浮いてるということもなかった。


マヤ

女優だよね〜〜〜!!!!
これまでは儚げだったり、色気がほとばしってたりしてたけど、打って変わって余裕溢れるお姉さんという感じ。
「踊りませんか?」の顔が好きすぎ。踊る踊るー!!!って即答しちゃうよ。
マコとリオに触発されて、またダンスの実力が上がったと思う。


リオ

個人的にいちばん白スーツが似合っていた。(個人的にね)
リオは王道可愛いもかっこいいのも全て似合う顔立ちだから、それだけで武器だよなあ。
前回は音程の不安定さを指摘されていたが、そこを見事に克服。
ダンス経験者というのもあってリズム感も良く、良いところでもあり欠点でもあった声自体の細さ(弱さというのかな?)がなくなっていた。


開始10秒で鳥肌が立って、「息をするのも忘れる」というのはこういうことなんだろうなあと。
瞬きするのすらもったいなく感じて、終始食い入るように見ていた。
もっと見たいよ〜!!と、物足りなく感じたくらい。
まとまりがあるのはもちろん、途中でひとりひとりがソロでダンスするみたいな場面では個々の良さも活きていた。
他のチームが「練習生」のステージとして上手にできていたとすると、もはやマコチームは「プロ」のステージだった。
圧巻!


Heart Makerことリクチーム。

メンバーはリク、ユナ、モモカ。
課題曲はTWICEの「Heart Shaker
この3人の可愛らしい雰囲気にピッタリの楽曲。
しかしユナ、モモカはともに個人レベルテストでは下位。
それに加えて対戦相手は強豪中の強豪・マコチーム。
その状況の中でリーダーを担うことになったリクは相当のプレッシャーがあったと思う。
練習では、フォーメーションが目まぐるしく変わる振り付けに苦しみ、歌も声のトーンが合わない。
でもそれでもリクは必死にリーダーを務めようと、積極的に声をかけチームワークを高めようと努力する。
本来なら友達と無邪気に遊んでいるはずの10代の女の子が、もがきながらリーダーとして奮闘する姿は心を打たれた。

私的にニナチーム以上にめちゃくちゃ不安なチームだった。
ユナとモモカはそれぞれ個人レベルテストで良い評価をもらえず、伸び悩みの真っ只中。
しかしユナは練習生を3年間やっていただけあって実力は折り紙付きだし、モモカも環境に慣れさえすればすぐに開花する子だ。
それに2人とも東京合宿のチームミッションでは伸び伸びとできてきたので、おそらくチームで何かをするほうが得意なのだろう。
緊張や不安は忘れ、とにかく一度思いっきり楽しんでほしいなと思った。


〜パフォーマンス〜

可愛い!!!!!好き!!!!!
この3人にはポップでビビッドな色使いの衣装がよく似合う。
ユナとモモカも前に比べてリラックスしたような表情をしていたので、「おおこれはもしやついに覚醒…?」と期待が止まらなかった。
だけれど、本当に本当に失礼なのは承知の上で言うが、4組中唯一パフォーマンスを見た瞬間に負けを確信してしまった。


リク

器用な子だよなあ、という印象。
前回のちょっとセクシーな遊び人に完璧になりきっていたのに、今回は王道アイドルになっていた。
サビも高い音程で難しいはずなのに、伸び伸びと歌えていてとても上手だった。
しいて言えば不安げな表情が時々ちらついていたくらい。


ユナ

歌もダンスも上手いし、表情管理も3人の中ではいちばん。弓矢を射るみたいな振り付けは最高に可愛い。
でも何か足りないというか、いつものユナのように目を惹くものがなかった。東京合宿のDALLA DALLAのときはあんなに輝いていたのに。
まだやっぱりどこかでプレッシャーや重圧が拭え切れてないのかな。


モモカ

最初こそ「オッ?」と期待していたけれど、みるみるうちに萎んでいった。
下手というより、主張が弱いと言ったほうが正しいかも。ダンスの動作ひとつにしても、歌声の大きさにしても。
見れば見るほど萎縮していってる気がする。
もしかしたらアイドルを目指すという気持ちが本人の中で薄れ始めているのかな?とも感じた。


パクジニョン氏の言う通り、もどかしい印象が強かったリクチーム。 
とりあえずパクジニョン氏に言いたいことは
あの叱り方はやめろ!!!!!!、!!!

というのは、ユナに対して
JYPに3年以上通っているのに、リクさんの方が何倍もダンスを上手に踊れていた」と言ったのだ。
私はもう、ユナの立場でもリクの立場でも胸が痛む。
3年間JYP練習生として、日々苦しい思いや辛い思いをしながら、それでもアイドルになりたい夢を追い続けてきたユナ。
あまりにも残酷すぎる言葉だ。
お前の3年間は無駄だった、と言っているようなもの。
期待の裏返しだと思いたいな。
ユナもモモカもあともう少しなんだよ…
そのあともう少しを踏ん張れるかどうかで今後が大きく変わってくる。
辛い状況の中で頑張れと言うのも残酷だけど、本当にアイドルになりたいのなら諦めないで頑張ってほしい。
自信さえ持てればきっと最強のアイドルになれるから。

結果発表↓


見事に勝利し、キューブを獲得したのはマコチーム。


……うん、知ってた。
これはもう清々しいくらいの完敗だ。
前回のように「私はこう思うからニナチームのほうが勝利だと思う!」と言うことすらできないくらい。
それほどマコチームのレベルは高かったし、リクチームの完成度は低かった。

リクチームは各々が覚醒さえすれば、充分に勝てる可能性はあったはずだ。
それこそニナチームみたいに。
リクは前回3位というたしかな才能があり、ユナも単純な実力でいえばトップクラス。
モモカも本人が感じている不安要素さえ取り除けば自ずと良い方向に進んでいた。
それができなかったのはチームワークが「マコチームと比べて」良くなかったことが原因で。
それは決してリクにリーダーの才能がなかったということではない。
しいて言えば全員悪いし、だれも悪くない。
お互いのコミュニケーションが取れていなかったり、それによって信頼関係が不足したりと、さまざまな要因がある。
自分自身に対して不安があることが、結果的にチームとしての連携を崩す。
それに気づけていればよかったのかもしれない。

さて、次にチームミッションを受けての個人順位を発表します。
見ていてかなり感動的かつ衝撃的な結果でした。


1位マヤ
2位リマ
3位マコ
4位リク
5位アカリ
6位ミイヒ
7位アヤカ
8位リオ
9位ニナ
10位リリア
11位マユカ
12位ユナ
13位モモカ


マヤ、リマの下克上!!!!!!!

2人のパフォーマンスを見ていたら納得の結果。
技術を向上しつつ表現力に磨きをかけたマヤ。
ラップの実力を見せつけ、さらにミイヒの代わりにチームワーク向上に努めたリマ。
成長度もスター性も存分に感じた。
そして前回最下位のアカリがなんと5位に。

自信を失うこともなく素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。あのアカリには完全に魅了された。
6位のミイヒは顔に似合わず意外と負けず嫌いっぽいので、かなり悔しかったんじゃないかな。
でもその気持ちを利用してさらに実力を磨いていくバイタリティ溢れる人だと勝手に思っているので、次回が楽しみ。
ユナの順位は私はかなり悔しい。本人のほうが何倍も何倍もそうだろう。
よく泣かずにぐっとこらえていたなあと思うけど、むしろ素直に泣くくらいがちょうどいいのかもしれない。
あの強さが逆に今はユナを苦しめていそう。
素直に泣いて喚いて、悩みを吐露できる存在がいたらいいのに。オンニズ頼む…
早く辛さや苦しみから解放されることを願うばかり。
楽しんでいるユナを見たい。
ずっとユナ推しだよ私は………
モモカは最下位にも関わらずどこか清々しい顔をしていて、私はそれが気になった。
次回こそ頑張るぞ!という決意の表情ならいいのだけど、変な方向に吹っ切れていないといいな。
諦めることを決めた人間も、スッキリした顔になることが多いので。


そしてランキングを見て思ったことは
・リオの順位低くない?
・リク、アヤカの順位高くない?
・ニナにキューブあげるならリリアとマユカにも与えてくれ

の3つ。

完璧なパフォーマンスを見せていて、実際に今まででいちばん褒められていたリオが8位とは。
リオも申し分なかったが、そのリオよりも優れていた人が多かったという話なのだと思う。今回は順位が予測できないほどかなり混戦だったし。
にしても8位…?
実力、成長度、どれをとってもトップ5のメンバーに劣らないように見えた。
それは2つ目の疑問に通じてくる。
リオ、アヤカ、リクを比べてみて、少なくとも私の中ではリオのほうが上だった。
いやアヤカもリクも素晴らしかったのよ。
アヤカは成長度だけで言えば3人の中でトップだけど、歌唱の面では最も劣る。
リクはポテンシャルの面ではリオと同等か少し上くらいだが、リクにミイヒやリマと同じように「チームの一員として、リーダーとしての成長」を望んでいたならばクリアできていただろうか。
各々突出した部分や欠点はあるものの、平均点で考えればリオのほうが優れているような気がする。
そして3つ目。
ニナは9位で、最後のキューブ獲得者だった。
私はニナチームの中で今回ずば抜けていたのはアカリで、他の3人は同じくらいか、むしろニナだけがほんの少し劣っていたと思う。
リリアとマユカの、決して目立ちはしないけれどしっかりと他のメンバーを支えた姿はもっと評価されてほしかった。
歌唱、ダンス、メンタル面でも、2人の力はかなり大きかったふうに感じる。
影の功労者という言い方がふさわしい。
対してニナは「とても良くなった」というよりは、「前よりは良くなった」くらい。(そもそもの能力と期待値が高いのもある)
ニナにキューブを与えるなら2人にも与えるべきで、2人にキューブを与えないならニナにも与えるべきではないと思った。
全体的に評価基準がごちゃごちゃしてるなあと感じたランキングだった。

なんとなく後味が悪い結果に終わってしまったチームミッションでした。
でも進化を遂げていたチームばかりだったので、今後もどうなるか分からないなあと思います。
来週は体育祭をやるらしい。
メンバー達にも視聴者にも束の間の休息。
リラックスしたみんなが見たいよ〜〜〜!