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虹プロの感想をあえて主観のみで綴ってみる〜チームバトル編Part1〜

こんにちは。
今日も今日とて、「虹プロジェクト」について綴っていきます。
先週は春の体育祭という、練習生達や視聴者にとって箸休め的な企画でした。
普段の緊迫した雰囲気とは違って、リラックスしたみんなの表情や可愛い女の子達が何のしがらみもなく楽しんでいる様子が見れてとても感無量…。

今週からはまた新たなミッション、「3チームバトル」がスタート。
前回は1チームvs1チームの対決で、勝利チームはキューブを獲得というシステムでした。
このチームバトルでは、3チームに分かれ、1位を獲得したチームにのみキューブが渡されます。
ミッションもいよいよ後半戦…。
ここでキューブを獲れるかで今後が大きく変わってきます。
今回は1チームごとの感想や思いの丈を書きたいと思います。


①IRISことマヤチーム

メンバーはマヤ、ミイヒ、アカリ、ユナ
前回個人順位で1位に輝いたマヤがリーダー。
課題曲はTWICEの「Feel Special
これがまためちゃくちゃに良い曲。
虹プロジェクトのテーマソングと言ってもいいのでは?くらいに。
タイトル通り、「私は特別」という意味が込められている。

「どんなに世界が私を傷つけようとも、あなたがてくれるから大丈夫」
「私が大したことない存在だったとしても、私を呼ぶあなたの声が愛おしい」
「私はあなたの特別になれる」
サラッと要約するとこんな感じの歌詞(適当)
元々はパクジニョン氏が自身の経験をもとにTWICEのために書いた曲と言われている。
でも虹プロジェクトという状況を考えると、また別の見方や趣があって。

・パクジニョン氏から練習生達への「君達は特別な存在なんだよ」というメッセージ。
・日々奮闘する練習生達の葛藤や悩み。
・虹プロジェクトを観ているファンがメンバーに抱く、「あなたは私の特別だよ」という気持ち。

全てが歌詞にぴったりと重なっていて、この時点で泣いちゃう。

だけど、歌もダンスも難しいんだよな〜〜〜。
フォーメーションがコロコロ変わるし、曲調のわりに動きが激しいし、TWICEのメンバー達も「難しかった」と言うほど。
ボーカルにおいても「歌声が悲しく聴こえる」と苦労していた様子。
聴く人を勇気づけてくれる優しさに溢れたこの曲で、悲しさが出てしまうのは良くないとのこと。
4人とも(特にミイヒ、マヤ)しっとり落ち着いた大人っぽい声なので、そんな印象を与えてしまうのかも。
明るさ、繊細さ、あたたかさ、それぞれ違う感情を豊かに表現することが重要。
4人は集まって今一度歌詞に対しての理解を深めようと集まる。
そこで改めて歌詞に向き合い、涙するシーンはもらい泣きしてしまう。


この4人は全員十二分に実力を持っている。(本人達の持つプレッシャーは置いといて)
不安な点といえば、ただひとつ。それはユナ
個人レベルテスト、チームミッションでも緊張や重圧に押し潰されてしまい、思うような評価を得られていない。
練習中に訪れたパクジニョン氏にも「これが最後のチャンスだよ」と言われてしまう。

東京合宿のオーディションでは「エースになれる」とまで高い評価を受けていたのに、回を追うごとに自信や本来の力を失っていっているのが観ているこちらにも分かる。
今回それを克服できなければ、もう後はない。
とても厳しい言葉ではあるが、それと同時に「ユナはこの曲が本当に似合う」とも言われている。
私には、「自分は特別だという自信を持ってほしい」という励ましに思えた。
ユナ自身もその言葉に何か思うことがあったのか、「今まではスランプであることを言い訳にしていた」と吐露していた。

スランプを言い訳にして、そもそも本気になっていなかったと。
これまでの失敗をしっかりと受け入れて心に留めるユナはとても強い人だし、今までとは違うなあとこの時点で少し感じていた。



〜パフォーマンス〜

涙腺ゆるゆるおばさんなので、もう序盤からボロ泣き。
辛いこと苦しいことがたくさんある中、がむしゃらに夢を追い続ける練習生達がこの歌を歌うという状況で号泣してしまった。
とにかく「心を打たれる」という一言に尽きる。


マヤ

セクシー艶やかお姉さん→余裕たっぷり遊び人お姉さん、そして今回はどうなるのか?とワクワクしていた。
なんとなく、本来のマヤの姿に近いのかなと感じた。いつものように作り込まれた表情というよりは、ナチュラルで自然な笑顔だった気がする。
決して悪いことじゃなくて、むしろそれがこの曲にとてもマッチしていた。
ダンスがまた上手になっていて、ミッションのたびに与えられた課題をきちんとクリアしているように思う。

今回特に凄いな〜〜〜と思ったのは、声の抑揚の使い分け。
一辺倒じゃなくて歌詞によって強弱、緩急を分けている。
だから聴き手にすんなり入ってくる。
パクジニョン氏はマヤを「とても美しい」と称えていたけど、本当にその通りで。

容姿は勿論なんだけど、内面の美しさや気高さ、心構えが表面に現れていた。


アカリ

個人レベルテストで最下位を取ってしまい、後がないアカリ。前回は5位になったが、その状態をキープするのはとても難しいのでは?と思っていた。
だけど、それを維持するどころかはちゃめちゃにパワーアップしていた。
歌の上手さはさることながら、歌詞にマッチするあたたかさに溢れた声、滑舌の良さ。
入院していたことや腕の肉離れなど健康面で不安定なところがあったが、それを感じさせないキレのあるダンス。
1秒毎に変わっていく表情は、あざとさがなくてとてもナチュラルだから見ていて楽しくなる。
ステージ映えするというか、目を惹くというか。
本当にアイドルに向いてるよ〜〜〜。
パクジニョン氏の評価通り、元々のポテンシャルに加えてトレーナーや周りの練習生達から吸収する力があるんだろうなあ。

ある程度「自分」というものが確立されている年齢で、言われたことを素直に飲み込めるというのはとても尊敬すべき点だ。


ミイヒ

やっぱり凄いんだよ、とても。
細部まで完璧に計算されていると言えばいいのかな。
とりあえず本当に本当に上手い。隙がないくらい。
とはいえ、私が初めて観たときにふと感じたのは「いつものミイヒっぽくない
自信満々でエネルギーに溢れている感じがなくて、どこか萎縮してるような。
いつもミイヒのことはつい目で追ってしまうんだけど今回はあんまり目立ってないな…と、なんとなく。
それでも充分文句無しに上手だし、ただの気のせいかなあと思っていた。
しかし実際に、パクジニョン氏から「今までで一番残念だった」と思いもよらない悪い評価を受けてしまった。

声やダンスの動作が小さく、そのせいで表情まで固くなってしまったと。
ミイヒ自身、「今まではステージに立つことがただ楽しかったけれど、最近や今回は色々考えすぎてしまって…」と語っていた。
絶対的エースと謳われているミイヒ。
だけど、何もせず自然とそうなったわけがない。
周囲からの期待に応えるためにたくさん努力して、壁を乗り越えて、プレッシャーと戦って。
だからこその今のミイヒの評価がある。

必死に保っていた均衡が、ここで崩れてしまったのかもしれない。
でもミイヒならきっと乗り越えられる。
だってわりと酷評だった今回でさえ、超上手いし超可愛いんだもん。
ここで留まるような子ではないと、みんな知っている。
重圧にも責任にもとらわれず、そのままでいてほしい。


ユナ

ユナのパートを聴いた瞬間に「あ、違う」と思った。良い意味で。
東京合宿の頃からずっと、喉から搾り出すような声で歌っていたユナ。
だから震えたり掠れたり、全体的に弱々しかった。
だけど今回は第一声から主張が強く、厚みがあった。芯の通った声という感じ。
ダンスもメリハリがあって、特に曲の最後のめっちゃ激しいところ(観た人には通じるよね?!)はユナがいちばんキレ良く動いていたと思う。自然と目がいった。
韓国合宿のミッションではとにかくいつも自信の無さが節々に出ていたけれど、とても堂々とした態度でパフォーマンスをしていた。
「本当に上手でした」と、心からの称賛を受けていた。

ユナだけではなくIRISの他のメンバー、そして別室で待機していた練習生達も涙していて、もう涙腺崩壊。
ここにきてやっと他の練習生達と同じラインに並んだくらいで、当然まだまだ完璧ではない。
細かく言えば至らない点もたくさんある。
だけどパクジニョン氏も、ファンも、そしてユナ自身も待ち望んでいたユナの覚醒。

このミッションで最善を尽くしたからそうなったはずで、きっとそこを評価しているんだと思う。
ただのユナ推しとして言うと、本当にこのユナの姿が見れて嬉しかったし、だからこそ私はユナが大好き。
諦めるという選択肢を取ることはとても簡単で、このまま夢を突き進んだらユナにとってとても傷つくことになる可能性があった。
でも「これをしてるときくらいしか楽しくない」と言ってのけるほど幼い頃からアイドルを目指して、腐らず挫けずに踏ん張って、見事に殻を破った。
そんなユナだから応援したくなるのだ。
そこさえクリアすれば、あとは持っていた才能が自然に現れていくはず。


涙なしでは観られなかったIRIS。
全員が主人公すぎて、IRISで映画一本撮れるよレベル。
ステージに下りたあとも、ミイヒの気持ちに気がついてあげられなくてごめんとみんなで泣く姿がとても心に残っている。

虹プロジェクトはいわゆるサバイバルオーディション番組なので、全員がライバルだ。
しかもこの年頃の女の子達が13人も集まっていれば、誰かを蹴落としたり、険悪になったり、そんなふうになってもおかしくないのに。
こうして自分以外のことで泣ける人々がたくさんいて、とても幸せな環境なんじゃないか?と思った。
そんな仲間(というか同志?)って、きっと人生でそうそう出会えるものじゃない。
見れば見るほど、13人全員がデビューしてほしいし、幸せになってほしいと願うばかり。


来週はマコチームとリマチームかしら。
長い1週間を耐え忍びながら、次回を待ちたいと思います。

最後に、ひとりの虹プロファンとして声を大にして伝えたい。
13人全員が私の特別だよ〜〜〜!!