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土木

このようなツイートを見かけました。

むむむ。これは・・・!
これは公益社団法人土木学会さんが「いろいろ記念プレゼント企画」として土木のことを記事として書いたらプレゼントが当たるかも!?というもの。
折角、私はnoteで「私の好き」をまとめていて、さらに土木も好きなので乗らない手はない!ということで、今日は土木のことをつらつらと。

私の好き。「土木」です。

よくよく考えたら「土木」って言葉を真剣に考えたことってありませんでした。これってすごく広義な言葉だと思うのですけど、でもこの土木が無かったら私たちの生活って今よりもっと苦労していたし、世界の発展はもっともっと遅れていたはずだし、楽しみだってもっと少なかったかもしれないよなぁっと思ったりします。

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というのも例えば橋が無かったら、ショートカットできないわけだから隣の街へ行くのも一苦労。隣の村である発明が生まれても知ることが無いままに人生が終わるかもしれません。人の往来が無いということは情報の往来も無いわけで。
写真の橋は埼玉県にある名栗川橋。大正13年竣工の橋です。今も現役のとっても美しい橋です。

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例えばダムが無かったら。沢山の電気が生み出せず、電気を使った便利なアレコレは生まれていないかもしれません。水害だって多くなるかもしれません。災害が増えるってことは悲しいことも増えちゃうわけです。
写真のダムは富山県にある庄川合口ダム。昭和14年竣工です。その上流にある小牧ダムも迫力があって良いんですよね〜。この記事のタイトル「土木」の上の写真のダムがその小牧ダムです。

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道路が無かったら。鉄道が無かったら。
世界は今とは全く違うんだろうと思うんです。きっと着ている衣服も違うでしょうし、食べているものもそうでしょう。雨や風を凌いで生活できているかも怪しいかもですよね。
写真の橋は埼玉県と群馬県を結ぶ旧上武大橋。昭和9年竣工。平成30年に役目を終えました。橋の一部を保存しているのが素晴らしいなぁって思います!

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普段そこに普通にあるものだけど、多くの人が知恵を絞って生み出してきているのが土木の世界でしょう。空気と同じで日常的にそこにあるものだから、恩恵を受けていることにも気が付きにくい。でも逆に普段そこにあるっていうものは、必要だからこそ、そこら中にあるとも言えるわけですよね。
写真は横浜駅近くの道路です。歩道橋から見た景色がなんか良いなぁとパチリ。

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私はたまたま旅が好きで、色々な構造物を多く見ているうちに造形やらそれらが生み出す景色を素敵!って感じるようになり、そこから土木の世界の魅力に気がつくことができました。
遠くへ行かなくても楽しめる。遠くへ行けばもっと世界が広がる。とても重要な役割を担っているけれど芸術的な側面もある。知れば知るほど奥が深い。その土地の歴史と密接に関わっている。多面的に楽しい。普通にこの橋、可愛いなーっていうだけでも世界が広がる。
土木ってスッゲーって思うのです。今もどこかで作っているのでしょう。そんな関わる全ての人の安全を願って、この記事を終わりにします!

最後の写真は10年前の今日撮影したもの。京都の琵琶湖疏水にある水路閣。明治23年竣工の水を渡すための橋です。

#わたしの好きな土木を記事に書いたらプレゼント !ということで、私はA賞が欲しいなぁ。図面最高。図面ラブ。

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