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ピンバッジ

今回の私の好きは「ピンバッジ」。
ピンバッチと呼んだり、ピンズと呼んだりする裏が尖ったピンのことです(普段は私はピンズと呼んでますので、以下ピンズと表記します)。キーホルダー感覚で出かけた先で見つけてはコレクションしてきました。

まずピンズって基本的にはメタル調でちょっと重い。重厚感がある感じ。そんなところが勲章のようでもありかっこいい!と思うのです。
そしてカテゴリーが無限に近く、多彩なコレクションが楽しめる。それが素晴らしいなぁと思っています。

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例えばこの真ん中のピンズは門司港駅という九州にある重要文化財にもなっている駅舎のピンズ。
駅舎のグッズってなんてマニアックなのでしょうか。キャラクターならお菓子とかぬいぐるみとかありますけど、建物ってなかなか素敵なお土産ってないんです。自分が好きでそこへ行ったわけだから何かしら記念品を買って残したい!というそんな欲求があっても、それを満たすことができないことも多々あります。
ですがピンズって価格的にもサイズ感的にもちょうど良いお土産としてあるケースが多々あるんですね〜。このピンズのおかげで私は門司港駅を持ち帰れたくらいのテンションになりました。

そういえば文化財はピンズと相性がとても良いと思うので、各地で文化財ピンズを出してくれたらなぁ〜・・・なんて思ったりします。私個人としては文化財の建物系や土偶なんかのピンズは持っているのですけど、もっともっと登場したら嬉しいし、学校教育にも使えんじゃね?って思ったりもします。
例えば教科書にも色々と文化財が載っていますけど、勉強した記念に遮光器土偶のピンズが貰えたり、風神雷神図のピンズが貰えたり、社会科見学で国会議事堂に行ったら国会のピンズが貰えたら、勉強が超楽しくなるんじゃ??なんて思ったり。

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次にこんなピンズ。
これは2012年に開催されたメジャーリーグの試合の記念ピンズ。ピンズが世の中に広く知れ渡ったのが商業オリンピックとして有名な1984年のロサンゼルスオリンピックらしいのですが、以降イベントがあると記念のピンズを作るケースが増えていきます。特にスポーツの試合では多いような印象です。
観戦の記念品としてこんなに手頃なアイテムもなかなか無いと思います。色々なイベントに行くたびに買っていると、気がつけばそのコレクションは自分のログのようなものになっています。

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この辺に写っているのは「◯◯周年!」みたいな記念のピンズたち。クラシックカー(リマウジンというミッキーのリムジン)とミッキー&ミニーのピンズはディズニーリゾートにあるアンバサダーホテルの開業8周年というタイミングで宿泊した人がサプライズで貰えたもの。ピンズの世界には非売品というマニアを喜ばす品々もたくさんあります。
特別な体験をした、特別なタイミングに何度立ち会えたのか。溜まってくると嬉しいコレクションです。

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これはポケモンセンター京都に設置されたガチャガチャの機械。今やピンズってガチャガチャでも購入できるんですね〜。
ポケモンに限らずご当地ピンズという形で全国各地にあるので、見たことのある方も多いのでは無いでしょうか?その土地限定なので、旅の記念にピッタリです。

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信玄餅で有名な桔梗屋さんも可愛いピンズを出しています。何が当たるかわからないけれど、お土産をモチーフにしたお土産っていうのが新しい!
これって何でもアリっていうピンズだからこそ成立するような気がします。

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私はコレクションって、例えばシールならビックリマンだけとか、ガンダムとか、統一のフォーマットや縛りを作って綺麗に揃えるのが好きだった方なんです。
でもピンズと出会って、どんなテイストのものでも、どんな風にごちゃっと集まっても、何だか良い感じになるというのを知りました。
何でも良い感じになっちゃうものだから、ついつい増やしてしまう危険なコレクションでもあるのですが、それだけに好きなものだけが凝縮されて楽しいコレクションになるんですね〜。

あとは・・・ピンズって私はまだ未体験なのですがピントレーディングっていう文化があるんですね。お互いの持っているピンズを交換するという文化なんですけど、こんな時代になったからこそ、人と人とのコレクションを通じた人種も超える交流をしたいなぁ・・・なんて思ったりします。
何が届くかわからないピントレーディングも面白いかもしれないですよね。世界の誰かとそんな遊びをしてみたいなー。なんて妄想をしたところで、ピンズの話はおしまいです。

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