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名もなき

自分から飛び込んだ
詩の世界

わたくしは
この世界では生まれたばかり

だから
名前はないのです

わたくしは
無名なのです

無名だからとて
この世に生を受け
親から贈られた名前はあるのです

その名前はもう何年も
わたくしと共に生きてきたから
わたくしとして生きていくためだけのもの
わたくしは詩を書く私の名前が欲しいのです

私はまだ未熟だから
まだ、名前はないのです
今はまだ無名なのです

有名な人達の足元で
詩を詠い

有名な人達の『声』『詩』に酔い

有名な人達に憧れて
わたくしはうっとりしながら
詩を書くのです

いつかわたくしにも名前がつくのでしょうか?

そんな事よりも
わたくしは詩を綴りたいのです

こうやって
あーやって
詩を綴れることが嬉しいのです

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