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朝の詩 41

気がつけば
朝がやってきていた

何度目かの寝がりを打ち
目を開けた

開け放した窓から
薄曇りの陽射し

『おはよう』の声

朝は笑って
私を見下ろしていた

雨上がり
風に乗り蜻蛉が
空を舞い

新緑の木々が
サワサワと
爽やかに
揺れていた

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