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涙のゆくえを探してみる*抱きしめる永遠

ハラハラと涙が落ちることがある。

それも左目だけなので 近視の度合いの違いとかがあるのかも。

人相で言えばわりと雌雄眼だし、眼科の先生に言わせれば
微妙にロンパリなので疲れやすいかも知れませんよというし。

ボーっと考えてる時やnoteで何かを開いている時に、
時々ハラハラと流れてくることがある。

集中しているから目を見開きすぎていて、
お疲れですよ、というような、
メッセージのていで、ハラハラと流れてくるのかも知れない。

読んでいるのは、たいして意味のないような、
なんだか意味のあるようなことだったりするから。

でも意味がないからこそ、
潜在意識とかインナーチャイルドとかいう
自分では知覚できない部分の琴線にふれるのではないかと思ったり。

でも、難しいことや面倒くさいことは考えない癖があるので気にしない。

不思議なことや悲しいことや楽しいことがあっても気にしない。

悲しかったりすれば、悲しさの理由を突き詰めると
もしかしたら生きていけなくなるかも知れないと怖くなるし、
楽しいことがあっても、そんなのはほんの一時のただの気分だし。



永遠というのは、なかなか手の届かないしろものだ。

人も景色も時計も思い出も刻々と変わり続けていく。

私はその中で追い続けることが出来ずに、
永遠を頼りに時代にひざまずいている。

自分の生きている限りの、その限定期間だけが永遠だと、
胸に秘密を、きっとそうだと信じ込んで誰もが秘密を抱える。

自分の愛する永遠を、人に伝えてみようとしても、
誰かにとっては永遠ではないことを知り、
その至極当たり前のことに心が折れてしまう。

自分の永遠を人に伝えることは無理だ。

自分が心を動かされることを、他人に知らしめようと思うことも無理だ。

相手に伝わるのは、ほんの数パーセントあればいい方だ。

我が子を100%可愛いと思う気持ちが、
他人になんか、数パーセントでさえ伝わらないことと同じだ。

さっき読んだ記事に、そんな風に心が感じて、
自分のことを重ねて涙がハラハラと落ちてしまったのかなと思う。

分かってくれないよね。

自分でも分かんないけどさ、みたいなつぶやき。

全然たいした内容じゃないんだけど。

それでその人にはきっと、その人のそばに、
その思いを分かってくれる誰かがいるんだろうと安心しておく。

分かってくれないだろうけど、と、
ただため息をひとつ落とすように、
ハラリと記事に書き込んだのかなと想像する。

その落としたため息の正体を私が受け止め、
その正体に私がハラハラと涙したのかなと、想像してみる。

自分の言葉じゃないのに言葉として口について出ることもあるし、
文章を自分じゃないと思いながら、作ってしまうこともある。

その時一体何がそうさせてるのかなと思うこともある。

日々もう一人の私が私を支えている気がしている。

それは本当は私ではないことを私は知っているけれど、
それを誰にも理解してもらえないことを、
孤独と思うか、秘密と笑うか、
この人生の最後に知ることが、きっと出来ると思う。

みんな誰かを見守っている。

あなたの代わりに私が涙を流したことで心が軽くなってるはずとか、
あなたのお陰で涙の存在を思い出して心が軽くなってるとか、
人に聞かれたりしたらおかしなひとだと思われそうなことを、
朝からハラハラと涙を落しながら考えている。

昨日ちょっと辛いことがあったから。

そういう時は立ち止まって、
胸の中にいるあなたと知らず知らずに対話している。

大丈夫だよ。

心配しないで。

どうもありがとう。

ただ空気のようなものに一方通行で話しかける。

さ、今日も渦巻く一日の戦場か天国へ出かけよう。


花の種じゃなくて、苗を買ってもいいですか?あなたのサポートで世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡