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言ってはいけない事を言う事。

以前、幼児教育に携わっている方が
「子どもが、なぜ下品なコトバを連発して爆笑するかっていうと、言っちゃいけない事を、言ってはいけない場所で言うから。その行為自体を楽しんでいる。」という話をしていて、とても腑に落ちたことがあった。

また、ある意味、成長(遊びの幅が広がっている)部分もあるのではないかと思った。


なんなら、大人もそうじゃないか?と思ってしまった。

芸人さんが面白いのは「普段、言ってはいけない事を言う」からではないかと思っている。私もそういったユーモアは大好きで「ひ、ひどい!」とか言いながら、腹がよじれるまで笑っている。

ただ、芸人さんのように、完全にユーモアに昇華しきれないのであれば、言ってはいけないことは、言わない方がいいとは思う。(その線引きはとてもむずかしいのだが…。)


最近、とあるビジネスパーソンのインスタライブをちょくちょく拝見させていただいているのだが、とても素敵な話をしている最中に、心ないコメントに急に怒り出して、話が途中で終わってしまうことが複数回発生した。笑。

ご自身が何か言われたことに対して怒っている、ということではなく、不特定多数の人がいる場所で、顔も本名も明かさないでディスコメントを書くというその行動に対して、怒っている。怒っていることや、話していることはとても全うだし、その方の成長になるようにしっかり伝えているので素晴らしいコトなのだが、素敵エピソードがいつも途中で終わってしまう…。

その方も言っていたが、「(ディスコメントを)書く目的はどこにあるのか?」と。

私としては「言ってはいけない場所で、言ってはいけない事を言う」といった類の、子供と同じ楽しみ方をしているのだと思っている。

ただもう大人なので、そこのステージからは卒業していただき、ユーモアに昇華できる場所でやっていただきたい。


今日も貴重な話の腰を折られて、イラッとしている私でした。

…という私自身も、ユーモアで他者をいじっているつもりでも、周囲から「まぁまぁ。そんなこと言わんと…。」となだめられることが多いので、気をつけます。。

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