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ファクトフルネスと「人」。

「ファクトフルネス」という言葉をここ数年耳にすることが多くなった。
ファクトベースもとても大切だが、「でも、最後は人じゃない?」と思う。

「どうやってデータを観るか」「解釈するか」についての手法は色々あれど、どの手法を選択するかは、”その人のセンス次第”になっている気がするし、そこが一番だとも感じる。

またそのデータをどんな人が見るかという点も、きちんとペルソナ設定しておかないと、いくらファクトを並べてもしくじる。ここも「センス」でしかないと思ってしまう。


また、極論を言うと、「誰が言っているか・誰が説明しているか」や「誰が聴いているか」もファクトの1つに入ってくるのではないかとも思っている。

「1+1=2」レベルのファクトであれば話は別だが、ファクトが2つ、3つと重なってきたり、定量ではなく定性的なものだと、誰が言っているかによって、大きく左右されてしまうと思っている。

時には「1+1=2」レベルのことであっても、インフルエンス力のある人が複数人で発言すると「1+1=3」とう話も、曲がり通ってしまうこともあるのではないか思う。


なので、ファクトベースも突き詰めていくと、人ベースとも言えるのではないか??とも思ってしまう私でした。

※でも、データドリブンの能力や、統計学の基本的な考えを学んでおくことや、ファクトベースの概念を身に着けることもとても重要だと思います!

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