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若い子の味方であるコト=老害を自覚するコト。

ありがたい事に、ここ数年、若い世代(20代前半)の人と関わることが多い。もしかしたら、私の周辺だけかもしれないが、本当にみんな能力が高くて賢い。いつもいつも驚かされている。

「SNSの登場で、若い子は対人コミュニケーションスキルが低くなっている」みたいな言われ方を時折耳にするが、私は真逆だと思う。逆に短い文章でミニマムに自分が伝えたいことだけを伝えてくるので、私はそっちの方が楽だし、賢いと思う。

たまに賢過ぎて、ズル賢い方向に行くこともあるが(笑)、そのように立ち回れるコトも立派な才能で、すごいなぁと思ってみている。

私がこのように”ズル賢い”と感じるのも、ある意味”老害”であって、彼・彼女たちからしたら、問題解決にあたっての最適解をはじき出しただけに過ぎない。

また、自分のこれまでのやり方だけを「正」と捉えたり、「努力の賜物」的に捉えているからこそ、出てしまう感情であるという自覚もしている。

なので、若い子からの提案や意見については、基本的には全部「いいね!」と、返す。一度その事について、「何でもかんでも若い子をほめ過ぎ。そんな事していたら、その子が他所で困るよ」と他者から苦言を呈されたこともあったが、「は?!」と思った。

自分のやり方だけが「正」と思うのは本当に危険である。若い子の方が確実に私より長生きするのだから、彼らの考えにも寄り添うべきだ。

また、こう言う話を同世代の友人にすると「自分の事を”老害”とか言って、自己評価を下げている」とか言われるけど、自分自身が”老害”になりえる可能性が高まっていることを自覚しておく必要があると、私は日々思っている。


若い子や年下とついつい長話しちゃったとき、話の終わりしなに「ごめんね。長話しちゃって…と言う事が多い。

つい先日も、仲の良い年下の女子に「もうッ!それ、いつも最後に言うのやめてくれませんか? そんな事ないって言っているじゃないですが!逆に面倒ですよ!!笑」と言われたところだ。

「でも、それくらい、老害に気を付けてると思ってよ!」とガチ目に返しておいた。笑。でも確かに彼女の言う通りなので、ちょっと気を付けよう…。

若い子から相談を受けると、ついつい、色々とヒアリングをかけたり、何か良い提案ができないかと考えて話し込んでしまうのだ。

自分が若い時は、同世代~年下の友達はゼロで、ずっと年上の人と遊んでもらっていたが、今現在、年上の友達で自分から連絡する人は1~2人位しかいない。あとは全部、年下だ。

自分が若い頃にはこんな事になるなんて思いもしなかった。
何なら、ちょっと年上と遊んでいたことがステータス!とか思っている部分もあった位で、「これからも私は年上の人とばかり付き合っていくんだろうなぁ」と若い頃に漠然と思っていた。


今、お陰様で若い世代の子や年下と付き合えているのは、老害に気をつけている効果かなぁと!BBAは若い子からの相談やお誘いに日々喜んでおります!笑。


これからも、ガチで老害には気を付けよう。

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