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インドでオタク集結祭、コミコンに行ってみた

インドのデリーでコミコンに行ってきた。
コミコンとは、アメリカ発祥のコミックを中心としたカルチャーイベントで、日本を含めて世界複数箇所で行われている。

インドでも行われているのだが、12月に私の住む街の近所デリーで行われるというので、日本カルチャー好きインド人女子と行ってきたので、どんなだったか紹介する。

客層について

まず、大前提として、このイベントに来るのは秩序のあるオタク達である(たぶん)。なぜなら入場料が約900ルピ(日本円は現在1.8倍)のため、それをたった入場するために払える人しか来ない。
つまり、アッパーミドル〜富裕層のオタクが来場している可能性が高い。皆、それなりの教育を受けた人たちだろう。

インドはメトロに乗っている人や街で見かける人含め、男性が外に出ていることが多いこともあるのか、男性にオタク気質があるのか、7割-8割男性という所感。個人的には後者な気がする。なぜならアッパーミドルから富裕層のインド人で社交場にいる男女比は変わらないと思うからだ。

平均年齢は20-30代。若者が圧倒的に多い。1-2割の人はコスプレをして会場で写真撮影待ちをしていた。休日を誰かの写真に映るために費やすことは私は出来ないが、もしかしたら手作りかもしれないそのコスプレを見てもらえて嬉しいのだろう。皆んなが幸せなら良いことです。 

絶妙な距離感で写真撮ったコスプレ女子たち

会場の様子

なぜかハイタッチから始まった。

事前に購入したチケットをスマホでみせたあと、リストバンドをつけてもらう。会場へ進むと、10人ほど左右に並んでいてハイタッチを求めてきた!
なんの演出!?人の手ってばい菌いっぱいなんよなー(私も含めてやけど)と思いながら、3人くらいにハイタッチした。

このように小さな演出があり、写真撮影したくなるような壁や、お土産のバッグ(必ずもらえる粗品)など用意されていて、「楽しい!」を提供している感じがあった。

ステージイベントもあり。DJイベントやコスプレ大会が開かれていた

出展者たち

会場にブースを出しているのはインド企業が多いが、日系もブースを出していた。
バンダイナムコ(ガチャガチャ)、富士フィルム(チェキ)、Japan Foundation/大日本印刷/講談社の共同ブース(Manga Planet:漫画のサブスク)など。
ちゃっかりチェキ撮影100ルピとガチャガチャ500ルピを課金し、微力ながら経済を回してきた。笑

野外エリアと野内エリアがあり、野内ではPCゲームやダンスダンスレボリューションがあった。あぁ、ダンスダンスリボリューションの聖地(?)難波で目を疑うほどの動きを見せるオタク達を見てたなぁ。ちなみに、曲はインドの曲!そりゃそうか、でもインドナイズされてるんやなぁと関心を持った。

さて、ここからは写真で様子をチラ見せ

フードエリアでは特別なカードにお金をチャージして購入できる。めんどくさすぎるし、使いづらい。そして会場はピクニック状態
インド生まれのコミック
フィギュアのブースが多かった
ダンスダンスレボリューションじゃなかった、Just Danceだった。まぁ、コンテンツは一緒
ノベルティ。これを背負うとオタク気分や。中にはミニ漫画とポスター、広告、なぜか朝ごはんが入っている


それにしてもオタクってエネルギーがあって良いね。そして、わざわざ着物着てるくせに撮影を拒否した人ごめんなさい、逐一撮っていたら大変なんだもん。まだまだ盛り上がりそうなインドのコミックコンテンツ市場が垣間見れたイベントだった。

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