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「絶対」という言葉の罠について

こんにちは。今日もおつかれさまです。

つまづき、しくじりながら、ゆっくりと前に進んでいる日々を過ごしています。

今回は、「絶対」の捉え方や感じ方について。

前々から、「絶対」なんてないよなーと感じてまして、
エピソードを交えてお話してみようと思います。

私の考える「絶対」は、何パターンかあると思っています。


①自分を鼓舞する上で、自分に対して発する時に使う「絶対」

例えば、
「絶対に大丈夫!」
「絶対にできる!」
「絶対に勝つ!」
など、不安な気持ちを払拭する時とか。
これは結構大事ですよね。

結論から言うと、許容範囲だと思っています。
とはいえ、失敗した時の凹みは、それなりにあるので、
感情のアップダウンに注意は必要。

②相手を絶賛し、褒める時に使う「絶対」

例えば、
「〇〇ちゃんなら、絶対できるよ」
など。

これは相手にもよるけど、他者からの期待に応えなければならない!と、
かえってプレッシャーになる場合があるので注意。
嬉しい時もあるし、それは人それぞれ。

私は言われると、素直になれずに、
根拠はあるんか?
お世辞なのか?
と考えてしまう屁理屈です(笑)

③他者が、自分や関係者に対し、憶測で使う「絶対」

例えば、
「あいつさー、絶対に〇〇だよね」
「絶対に〇〇は、□□のこと△△だよね」
など。

電車とかの公共な場所にて交わされる会話を聞いていると、
無意識に使っているなぁと感じるときがあります。

仕事とかでも
「絶対に大丈夫です!」
「絶対にやれよ!」
「絶対に大丈夫だろうな?」

こんな会話を聞いてると、
ちょっとモヤモヤします。

考察:自分も相手も苦しめている?

そういえば、ジャイアンって、
「絶対来いよなー」って、よく使ってたと記憶・・
なんともなんとも・・支配的な。
イヤです、行きたくないです と
言えない雰囲気を作り出していく種のようです。

そもそもですが、
「絶対」って、
ないものだと個人的に思います。

絶対ってコトバは、使いやすいし信頼できるように聞こえが良い反面、
ある意味安直さがあるなと思います。

なぜならば、
絶対=100%
のように捉えられるから。

そもそもこの世の中は、
決められたものは何もなく、
いつ、何が起こるか分からない。

環境要因がとても影響する。

さらに、
スケジュール通りいったとしても、
対応しているのは、人だから、予定通りにいくか分からない。
個人要因の影響でしょうかね。

だけど、
この世の中は、ビジネスで成り立っているから、
販売の機会を失いたくなかったり(利益損失の機会)、
お客さんなど相手からの信頼関係を壊したくなかったり(信頼性の確保)
って感じで、
頑張らないといけない💦、一生懸命にやらないと💦
という環境にならざるを得ないことも事実。

無理して、
ニンニク注射打って休まないようにとか、
熱出ても解熱剤飲んで、
穴を埋めないように耐えている方もいるでしょう。

ここで私が大きく伝えたいことは、
「絶対」を軽々しく口にしないこと。

自分にも、相手にも。

特に子どもたちは素直だから、
「絶対」というパワーワードを使うし、
最悪イジメのときに、知らず知らずに言い放つこともあるのではないかと思います。
 
見ていたアニメの影響もあるのかな・・?
大人の発言の影響もあるのかな・・?

子供の時に、私も良く使ってたように思います。
無意識に。

私は意識して、この「絶対」コトバを使わなくしました。

自分も相手も苦しめるコトバ「絶対」。

あまり深く考えずに発しているので、
ちょっとだけでも思い出して、意識できるといいなと思います。

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