a__sa

北米在住。日本のドラマや映画が好きです。普段はわりと堅めの仕事をしています。

a__sa

北米在住。日本のドラマや映画が好きです。普段はわりと堅めの仕事をしています。

最近の記事

2020年11月3日。からの現在 ~思うところ悲喜こもごも~

不躾で申し訳ないが、日本の多くの方々がこんなにアメリカの大統領選の結果に興味津々だったのか、その理由が今一つよく分からない。そして、現職大統領の再選支持率が(ネット上のご意見にざっと目をとおした感じでは)、なんならアメリカ国内よりも高いことも、解せない。つか、自国内でこの前政権交代した時より熱量高くね? とか思っちゃったよ。 まぁ、ここ4年、トランプ氏が国外に向けて言い散らかししてきた事でスカッとする人がいるのは分かる。主に中国に対しての忖度ゼロの塩対応に、『おぉ、この人が

    • シアトルのCOVID-19。わたしの記録。① ~不定期更新~

      COVID-19 の勢いが止まらない。いや、実際のところ、ずいぶん前から世に潜んでいて、ここ3、4か月をかけて無症状宿主(しゅくしゅ)多数と共に世界中を旅して回っているんだろうけど。 ここアメリカでも日々感染者数が増加するにつれ、政府機関の危機感をひしひしと感じる。そしてアメリカ国内の1/3程度の州が発令した非常事態宣言以来、その得体のしれない恐怖心とか焦燥感は、市井のわたしたちをじわじわ浸食しているように見受けられる。 トイレットペーパーも一時、コストコで在庫切れになっ

      • 平成最後の夏に振りかえる、2012年8月の、しあわせなわたし。

        わたしは、しあわせだ。 線が一本繋がってまるい環ができて、 わたしはその環の中でゆらり。 漂い。 こんな心地よさを感じたのは一体、 何時ぶりなんだろう。 こんな穏やかさを感じたのは? こんな愛おしさを感じたのは? これは紛れもなく、愛だ。 恋をやすやすと飛び越えて。 それでもその視線に掴まると。 まるで捻られたかのようにわたしの心臓は、 ぎゅっと縮んで、それから大きく弾ける。 抗えない。 身体も心も何もかも。 不完全なわたしを繋いで環に還すのは 紛れも

        • 今さらながら、Netflix Original Series。「火花」

          小説「火花」を読んだのは、同書が芥川賞を受賞してから数か月後のことだった。その頃私はスイスにいて、午前中の時差ぼけになかばウトウトしながら、それでも半日かけて一冊を読み切った。作者の又吉さんが無類の読書家であることが随所に垣間見える構成と文脈だったけれど、私の中に大きなインパクトを残す小説ではなかった記憶がある。賞を取る作品ってすごいんだな、と漫然と思い、すっかり忘れていた。つい最近まで。 ドラマ「火花」を知るきっかけとなったのは、春のドラマ、「おっさんずラブ」の存在が大き

        2020年11月3日。からの現在 ~思うところ悲喜こもごも~

        • シアトルのCOVID-19。わたしの記録。① ~不定期更新~

        • 平成最後の夏に振りかえる、2012年8月の、しあわせなわたし。

        • 今さらながら、Netflix Original Series。「火花」