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ボヤきと未来

ボヤいて良くなる未来はない

ボヤきというと、元野球監督の野村克也氏を思い出します。
あの方の「ボヤき」は、周りに聞こえるようにボヤかれていたのでしょうし、周りもそのボヤきに何かの意味や含蓄があると聴き、アクションにつかげていたのでしょうね。
冒頭の一節は、先日聴いた植松努さんの講演での言葉です。
ここで言う「ボヤき」は、愚痴に近いニュアンスかもしれません。
夢や悩みも「ボヤき」ではなく、きちんと相手に対して発信することが、叶ったり解決したりの条件のように思います。
「叶う」という漢字は「口」に「10」ですから、それくらい発信することが、「(何かが)叶う」というところに至る秘訣なのかもしれませんね。
ちなみに「口」に「4」だと「叫ぶ」に留まる…というのは、ちょっとヒネったネタです。

さて、僕のnoteで時々、名前を挙げさせていただいている植松努さんですが、北海道でリサイクル用マグネットを製造されている会社の経営者さんです。
解体工事とかで鉄廃材の分別に使用する電磁石で、大きなシェアをお持ちなのだとか。
その傍らで、宇宙開発にも尽力されています。
また修学旅行生の訪問を受け入れられたり、全国でロケット教室を開催したり、といった活動もされています。
学校の教科書でも取り上げられたりする方なのですが、一人でもたくさんの方に見ていただきたいのが次の動画です。

本当に素晴らしい志をお持ちの方です。
この動画は10年くらい前に収録されたものですが、当時の植松さんは今の僕と同じくらいのお年頃。
凄いなぁ。
そんな志に同調した方が、全国あちこちでロケット教室を開催しています。
皆さまの近くでも開催されているかも。
僕も数名の仲間と一緒に広島でロケット教室を開催しているので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

有名企業のマーケッターで有名な森岡毅さんの著書に「苦しかった時の話をしようか」という良書があります。
その中で森岡さんは"パースペクティブ"という言葉をキーワードに使われています。
それは「本人が認識できる世界」のこと。
新しい体験・経験を重ねることで、"パースペクティブ"は増え、自分の強みは点から線、線から面、やがて立体へと形成、拡大していくそうです。
いかに未体験に触れるかは大事で、未体験に飛び込める人が"パースペクティブ"を拡大していける人だと思います。
ロケットを作って飛ばしたことのない形は、ぜひロケット教室を検索いただき、「ロケットを作って飛ばしたことがある」を"パースペクティブ"に加えていただければと思います。

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