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かぞかぞには、感謝の言葉がよく似合う

私は新卒からずっとお盆休みのない外資系に勤めているので、特段休んだりすることもなく通常運転だ。
外資だからといって、お盆の代わりにクリスマス休暇があるという訳でもないので、内資系の企業に勤めている友人の休み事情を聞いたら非常に驚いたことをよく覚えている。

通常運転で、ダラダラ仕事を終えて、
晩ご飯を作った。
なすとししとうの揚げ浸し、鶏ももと大根の煮込みを作った。
なかなか上手にできた。

かぞかぞを観終わった。
一歩間違えたら、岸田さんの意図とは全然違う方向に持っていかれそうな重たいテーマなのに、”喜劇”になるような工夫が随所に散りばめられていて、ドラマでは直接的に描かれなかった岸田さんの内面や事柄を上手に映像で見せていた。実際エッセイには書かれなかったところまで演出するというのは勇気がいることだったと思うけれど、最終話のお父さんのシーンなんかは、岸田さん一家ならず、岸田さんのファン、岸田さんに救われた人、皆々が「見たかったシーン」に仕上がっていて、制作チームの原作への愛が伝わってきた。
ありがとう。
かぞかぞには、感謝の言葉がよく似合う。

2023.8.10木曜日

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