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製造業AI×SaaSのマーケティング担当で面白いなと思うこと

こんにちは。スカイディスクでマーケティング担当している福間です。自慢は、飼っている猫が仕事中ずっと膝に乗ってくることです。

ところで、皆さんベンチャーで働くイメージって、ありますか?
「AIベンチャーでマーケティング担当しています」とか聞くと、なんというか、こう、キラキラした響きですよね。
最近は中の人たちによる泥臭い情報発信も増えたことで、一時期に比べると、オシャレなオフィス、スタバでMacbook、といった誤解は減ったでしょうか。

華やかな世界に憧れると、地味な仕事にギャップがあるかもしれません。そこで、この仕事していて面白いなぁと思うことについて、素朴な目線で書きたいと思います。

最初に答えを書いておくと、特に面白いなぁと思うのは大きく2つです。

1)製造業SaaSという特定領域で「誰にでも伝わる」を目指すこと
2)色んな施策を実践できること

そもそも、自分がスカイディスクに入社した動機は「まったく知らない領域で、色んなことをできるようになって、自信を持ちたい」という武者修行の心持ちでした。マーケティング担当として、何でもできることが嬉しいお年頃です。

製造業SaaSという特定領域で「誰にでも伝わる」を目指すこと

スカイディスクに入社するまで、製造業はまったく縁のない業界でした。どんな部門があるか、どんなステークホルダーがいるか、どこを見て仕事をしているのか、日々勉強させてもらってます。その人たちに、自分たちのプロダクトをどう伝えるか、というのはずっとの命題です。

みんな、背景知識にはギャップがある

物事をわかりやすく説明するには、背景にある知識のギャップを埋める必要がありますが……
製造業DXが叫ばれる昨今、最先端の取り組みをするバリバリの企業がいる一方、「SaaSってなに?」「AIとDXって何が違うの?」といった一応IT企業で働いていると驚くような質問も受けます。数年前よりグッと減りましたが、クラウド利用がNGです、なんて話もたまに聞きます。

他に専門領域をもつ方々なので、企業様独自の言葉も多い。初めてのSaaS導入かもしれないし、デジタル化の第一歩かもしれない。そんな異文化交流の中で「相手に伝わった!」となる瞬間はすごく面白いです。

幅広い製造業の"誰か"に共感してもらう

特に事例発信では、この面白さ(大変さ)を実感する機会が多いです。最適ワークスの事例をウェブで発信する中では、個別案件の課題を深掘りつつ、他の企業様で共通する課題感はなんだろうか?を抽出するように言語化・図示化します。例えば下記のような事例ですが、「まさにこの課題で……」とお問い合わせいただくこともあり、上手く伝わったことが嬉しくなります。

一時期はセールスの面談にひたすら同席したり、展示会で直接コミュニケーションを取れる場を大事にしたり。この言い回しなら伝わるかな、この順序で説明する方が腹落ちしてくれるかな……? 製造業出身ではなく、人に何かを伝える機会が多い職種だからこその面白みかなと思います。

色んな施策を実践できること

具体的にはメルマガ配信、ウェビナー運営、リアル・オンライン展示会への出展、MAツール活用、ホワイトペーパー活用など、かなりベーシックな活動をしています。
オンライン施策にやや偏り気味なのはコロナ禍スタートの影響もありますし、プロダクトとの相性もあると思います。

いまなら実践し放題、というフェーズ

予算の大小はあれ、何でもできる(ある意味、手付かずの)企業はたくさんあると思います。スカイディスクは、サービスの認知を拡げる段階であり、ルートも施策も検証が必要、という社内理解があります。「検証」なので、やりっぱなしはいけません。仮説検証の仕組みをつくること自体、まだまだ自分が拙いながらも面白いと感じている点だったりします。

初めてやる施策も多い中で、大切にしているのは2つ「分解して考える」「やらないことを決める」です。

分解して考える

初めて手を付けることって、実際以上に大きな壁に感じます。え、どうやるの?みたいな。専門ツールも日々進化してたり、絶対の正解があるわけでもありません。数年前にやった初のウェビナー開催は、いまだに結構鮮明な記憶として残っています。

例えば、ウェビナーの開催であれば、企画や内容ももちろん大事ですが、集客ページや申込フォームの準備、視聴URLの案内メール配信、視聴後アンケートのフォロー……etc.「スムーズに参加できること」もウェビナーを達成する上で大事な要素です。
「ウェビナー開催」はやることが漠然としていても、「集客ページ作成」「案内メール配信」等の要素ひとつずつであれば、途端にイメージが掴みやすくなります。

達成までの要素を分解してみて、自分でできること・できないことを分類し、ときには外部の手を借りながら、スケジュールに落とし込んでいく。途方もなく見えても、要素に分解すると意外とかなるものだなぁと思えるようになりました(多くの助けを借りてですが!)。

やらないことを決める

「何でもやれる」と表裏一体、ひとり担当者が無理しすぎてパンク、寝ずに頑張って体を壊すパターンには極力気をつけています。みな平等に24時間しかない中で、極端なショートスリーパーでもない。長く走り続けるには休息、趣味、家族の時間なども絶対必要です。

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マーケティングという言葉は幅広く、ある意味で罪深く、やりたいことを完璧にやろうとすると、間違いなく手が足りなくなります。じゃあ、本当に必要なことかというとそうでもなく、集中すると細部が気になるだけ、という際限ない話だったり。
「これもやりたい」「ここもきちんと整理したい」欲求が日々生まれる中、一番大事なのは、今はそのときじゃないと無視できる胆力なのではないか、と最近思います。

「分解して考える」「やらないことを決める」を肝に銘じつつ、初めての試みができると嬉しいですし、計画して実践する場がたくさんあって助かるなぁと思います。わかりやすく経験として自信にもなります。

スカイディスクは積極採用中!!

業界向けSaaSをやっているベンチャー企業であれば、上記の2つの環境は割と揃うのかもしれません。スカイディスクで働いていて、好きだなぁ、助かるなぁと思うのは、結局チームのみんなの考え方や雰囲気だったりします。
上記について素直に面白がって仕事できるのは、かなり恵まれた環境だと思います。もちろん成長曲線を描くべく、いい意味でのプレッシャーはありますが。

急成長する中で、チーム体制はまだまだ洗練されていない部分もあります。でも、それぞれが力を発揮して、チームとして会社全体で最大出力を出していく、なんて働き方を実現できると考えてます。そんなスカイディスク、絶賛採用強化中です。

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