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「何を○○していますか?」は最強の質問

コミュニケーションにおける質問の重要性は
至るところで言われているし
私も日々の仕事や生活の中で実感しています。

最近どうもしっくりこないなぁ、と感じる会話の場面があり
その原因を考えていたところ
「おっ、これか!」
と自分の中で腑に落ちスッキリしたので記録。

「何をしていますか?」という質問に対しては
「○○をしています」というシンプルな答えが返ってくることが多い。
情報収集型の質問ですね。

形を変えて
「どんなことをしていますか?」
もあまり変わらないのかな、と。

このような情報収集型の質問を立て続けにされて
なおかつ答えに対する相手の反応が
「はい」「へ~」「なるほど」と自分の目を見ずに返ってくる場合
そこからあまり心が開いていかない。
心のドアノブ、微動だにせず。

でも、この「何をしていますか?」に少し言葉を追加すると
つい話したくなる、つい話してしまうスイッチが
気づけば入っちゃったわ、となる気がするのです。

「何を大事にしていますか?」
「何を目標にしていますか?」
「何を求めていますか?」

などなど。
同じニュアンスでも言い回しは違って良いと思いますが
「何を」の後に
・感情に関わる言葉を入れる
・肯定的な言葉を入れる

と一気に「話します!」熱に火がついて話す、話す(笑)。

大事にしている、ということは
それに対して何かしらの’想い’があるから大事にしている―
その’想い’に触れそうな質問をされると
人は結構色々話すのではないかな、と。

そう言えば
『コミュニケーションとは情報の伝達、
それさえしっかりしておけば雑談は不要』
という考えの人に
「何を求めていますか?」とか
「何がそんなに不安ですか?」(「何を」じゃないけど)
みたいな質問をした時、予想以上に話してくれたなぁ。

もちろん情報を知ることは必須。
どんな仕事をしていて
どんな商品・サービスを作っていて
どれくらいの顧客がいて
どれくらいの○○費をかけていて
そりゃ、大事です。

でも、それだけを聴いてサクサク次に進まれると
THE・違和感を私は感じたのです。

と同時に、自分自身も同じことをしていないかと
振り返る良い機会にもなったね~。

あとはオンラインで質問をする時の難しさも実感。
定型文のような質問を淡々とされると
同じ空間にいない上に目線も合わず、距離を感じる~
となるので、少し柔らかい言い方をするとか
なんやかんや気を付けなきゃなぁと改めて思いました。

あと、質問の答えに対する反応も。
おぉ、結構気を付けるPOINTってあるね。

日々勉強、日々実践。


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