見出し画像

仕事における「選択」を思考してみた

毎週投稿もだんだん体に染み付いてきました。
「今週何書こうかなー」がいつも頭に浮かんでいて、気分だけは一丁前にライターです。

普段の投稿では外国人雇用のマニアックなところを、実務的な観点から掘り下げています。

かなりニッチな投稿になりがちな本アカウントですが、今回はフリーランスとして5年間たくさんのことを考えてきて、一般化できると思えた自分なりのアイディアを共有してみたいと思います。

「会社」と「事務所」のExstan

Exstanは株式会社と行政書士事務所の2軸で外国人雇用を広くサポートしております。具体的には下記のような役割分担です。

Exstan株式会社:ビザ申請以外の外国人雇用支援
        受入企業ごとに最適な紹介会社の選定・紹介
        外国人就労開始後の受入先サポート
Exstan行政書士事務所:外国人在留申請手続き

会社は3期目。事務所は5年目に入りました。
おかげさまで、昨年10月から事務所では目まぐるしい成長ができています。

僕の母校からインターン生をいれたり、パートさんの雇用など、新しいことが起きまくる日々です。

良いときも苦しいときも、フリーランスは歯食いしばってやっていくしかないな、と常々感じていました。

会社員と違い、1円も稼げない月があってもなんらおかしくない業種だからです。故に2倍の仕事を受注すれば、2倍のお金をもらえる職業でもあります。

Exstanでは、新サービス「noborder」の提供を限定的にスタートさせています。

外国人雇用を一つの線として繋げて、ようやく深さのあるサービス提供ができる体制が整おうとしているExstan。

毎日が決断・選択です。

決断も選択とは「何かを取り入れる」だけではありません。
何をやらないか」を決めることも、重要な決断・選択となります。

画像1

決めるべきこと

事業を進める上で決めるべきことは、大きく下記に分けられます。

1, 新たにやるべきこと
2, 今やっていることを改善すべきこと
3, 今やっていることを減らすこと
4, やらないこと

新たにやるべきこと

例えば「早起き」。
1日24時間を有効活用するために、新たに早起きをやろうと決めることなどです。

新たにやるべきことの課題は「継続」させることにあります。
筋トレやジム、食事制限など、決断しても中々続けられないのは皆さんも思い当たる節があるのではないでしょうか。

仕事の場合は新たにアサインされた役職に付随したタスクや業務を指します。

既存の業務に新しい業務が積み上がるケースがかなり多くなるため、スタッフのリソースを圧迫し、既にリソースパンパンである場合は仕事全体の能率が下がります。

画像2

今やっていることを改善すべきこと

これもよくありますね。やってみたけど、あまり効果がない。

そんな時に問題点がどこであるかについての仮説を立て、解決しうる改善フローを組み直します。

早起き始めてみたけど、中々起きづらいとわかった場合、問題点となりうる一つとして、「寝る時間が遅い」を挙げると仮定します。

この場合の改善フローは、寝る時間を早めることになります。

改善しようとしても、問題点を見誤った場合。「熟睡できない」という問題仮説を立てます。

そのためにジムに行ったりランニングするという改善フローを組んだとしても、本人が運動することが好きじゃなかったり、そもそもジムに行くお金を捻出しなければならなかったら、もはや早起きどころではなくなり、「早起き」というゴールは改善前よりも到達しづらくなります。

このように改善にも怖い怖い落とし穴があります。
重要なのは問題点を洗い出した後。

改善案そのものが自分や会社でそもそも出来ることなのか、本当にゴールまでの距離が近づくことなのか。思考する必要があります。

今やっていることを減らすこと

ここに関しては、1,と2,の合わせ技にもなります。
新たにやることや改善することを決めた場合、考えるべきはタスクの足し算に執心していないかどうか。です。

タスクを足していくと、最終的にはリソースがパンパンになり人的にも金銭的にも無理が生じてきます。

だからこそこの3が効いてきます。
何か新たなことを決めた時は、今までのタスクを減らすことです。

早起きというゴール達成に向けて「部屋を暗くして過ごす」というタスクを追加するために、今までやっていた温かい飲み物を飲むという行為の内、飲み物自体をインスタントに変えたり、チンするだけにしておいたり。といった対策が減らすの一例になります。

つまりは、1タスクに10行程ある場合、3行程分のアウトソーシングを検討したり、インターンやパートさんに、お願いできる仕組みを構築したりします。

はい。とっても面倒くさいんです。
新たにやることを決めるだけなら楽です。考える工数は1です。

しかし減らす行為は全体を俯瞰し、切り分け、その上で減らすという作業を求められます。

これができる会社は、筋肉質になれると思います。
本来仕組み化していれば必要なかった人件費を既存のスタッフに分配できます。

スタッフが従事する内容は徐々にハイレベルになり、給与も上がる。難しいけど、やる価値あると思います。

やらないこと

これは意外とシンプルです。3,では1タスクの内部分的な工程削減を目的としているのに対し、本項ではタスク自体を削減するということになります。

早起きするために、夜中に楽しみにしていた番組を録画してみる、や、そもそも見ないといった決断することを指します。

営業メールを送りたい!と思った時に発生する、
「メールリスト作成のアウトソーシング」したりする行為が、仕事上の一例にあたります。

気づいたら2,300字を超えてしまいました。。。
Exstanでは常に改善と実行に追われています。

油断するとあっという間にリソースが埋まり、疲弊・改悪コースに入ってしまうからです。

これについてはスタッフるかちんもTwitterで呟いてくれています↓

決断すること=やらないことを決めること。
皆さんにもExstanのモットーをお役立ていただけたら嬉しいです。

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?