活躍している人が大事にしている、たった4つのこと
今まで約12年間、大学生も社会人も含め延べ700人以上の20代を指導きて思うことがある。それは【活躍する人、しない人には明確な違いがある】ということ。
その違いとは、当たり前のことを、当たり前以上に実践しているかいないか。今回は、活躍している人たちが大事にしている「当たり前なこと」を書いていこうと思う。
(夢を叶え、地域に貢献する教え子さんと)
勝利の女神は細部に宿る
これは、プロ野球界で活躍する大谷翔平選手が座右の銘にしている言葉である。大きな勝利は、小さな努力の積み重ね。使っている道具の手入れを欠かさない、時間を守る、そんな日常の当たり前をきちんと行うことを大事にしている。
「普段から小さなことでも妥協をしない。逆に、普段から小さいことでも妥協をしていると、勝負を分ける場面でこそ露呈してしまう」
そう、大谷選手は話している。
これは、活躍する業界は違えど、社会人でも置き換えられる。日常から当たり前のことを妥協せず積み重ねる人間こそ、社会でも活躍している。
当たり前のことを、当たり前のように
人それぞれで当たり前の基準が違う。「元気に挨拶をする」「いただきますをきちんと言う」「靴を揃える」…挙げ出したらキリが無いが、一人ひとり生きてきた中での経験や教育によって、当たり前の基準は異なる。
ここで言うのは、「社会人としての当たり前」を指している。私が考える、「社会人としての当たり前」は以下4つ。
(1)挨拶、返事をしっかりする
(2)約束を守る
(3)クイックレスポンス
(4)二度お礼
(1) 挨拶、返事をしっかりする
簡単なことに感じるかもしれないが、返事や挨拶一つでその人の人となりが出る。活躍している人は返事や挨拶だけでも、「気持ちがいい」。
(2) 約束を守る
約束を交わす対象は、大きく2種類ある。
-自分との約束…「有言実行」「言ったことはやる、できないことは言わない」
-他人との約束…「時間、期限」「支払い(カード、公共料金)」
私たちは生活する中で、「何時に会いましょう」「いつまでに支払います」「今日中に終わらせます」など、さまざまな約束をしている。
他人との約束も大事だが、特に大事にして欲しいのは「自分との約束」だ。
自分との約束を守るということは、自分を裏切らないということ。自分に対しての信頼を積み重ねていくことが、他人からの信頼につながる。
(3) クイックレスポンス
ここでいうレスポンスとは、「反応」と「行動」を指す。何か指示を出した際に、すぐに返事など「反応」をすること、その後すぐに「行動」に移すこと。
できる社会人は、どちらも速い。LINEやメールの返事も速ければ、その後行動に移すスピードも速い。
(4)二度お礼
取引先に訪問した際や先輩に奢ってもらった際、皆さんはきちんとお礼を伝えているか。大抵の皆さんはY E Sと答えると思う。
ただ、そのお礼を二度丁寧に伝えているか。直接お礼を伝えるだけでなく、LINEやメールにて再度心を込めて感謝を伝える。もしくはまた会った際に「あの節はありがとうございました」と言えるかどうか。
それをされて嫌な人はいない。むしろ応援したい、もっと協力してあげたいと思うだろう。活躍する人たちは、そうした愛される行動を当たり前にできている。
以上が、活躍している人たちが大事にしている4つのポイントだ。本当に当たり前のことしか書いてないように感じるかもしれない。けれども、こうした当たり前のことを、異常なほど徹底して妥協しない人たちが、世の中では勝っていっている。
4つのことは全て、才能や性格、学歴や資格は関係ない。誰にでもできることだ。
言い訳せず、ちゃんとやれる人が社会で活躍する。
誰にでもできることだからこそ、誰にも負けないでほしい。
才能のいらないところで、負けないでほしい。
活躍する人=結果を出す人=応援されている人。
日々の積み重ねから、応援される人としての自分がつくられる。
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