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ヒント|ビジネス

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ビジネスのヒントの詰め合わせです。 【参考記事】 竹村俊助さん 谷尻誠さん
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#ブランディング

マーケティングについて考える

「もちのえき」で販売している180円の餅を売ることに頭を悩ませている。 “たった”の180円かもしれない。 されど、その180円はあなどれない。 「理想的な空間を設計してほしい」という人と、「180円の餅が食べたい」という人は、実は全く別の層の人たちだ。 自邸の図面を収録した1冊5万円の本を作ろうかと思うけど興味ありますか?とアンケートをとってみたら一晩で1300人が手を挙げてくれたが、180円の餅は、これがなかなか売れない。w 全体の数で見れば、後者の人の方が遥かに多いは

なぜ今「経営者の言葉」が重要なのか?

最近増えている仕事が、経営者の隣に「編集者」としてついて、経営者の考えを言語化して整理し、コンテンツにする仕事です。 この仕事をやるなかで、今「経営者の言葉」がかつてないほど求められていることをひしひしと感じています。 今日は「なぜ今経営者の言葉が重要なのか?」というテーマでお話ししたいと思います。 「船長の指針」が必要だからひとつめは、今が「先の見えない時代」だからです。 先の見えている時代であれば、経営者は「前年比◯%増を目指そう!」みたいな感じで、売上の目標さえ

SNSでは「何を言わないか」を決めよう

Twitterやnoteでは「何を書くか」ということにみんな頭がいきがちです。でも、実は「何を書かないか」を決めることもけっこう大切なんじゃないかなと思っています。 今日は「SNSでは何を言わないかを決めよう」というテーマでお話しします。 アカウント運用は、雑誌のようにぼくはTwitterやnoteなどを使って人を集めて、ブランドを作っていくうえで「雑誌のように運用する」ということを提唱しています。 「雑誌のように運用する」というのはつまり、みんなの役に立つようなテーマ

最後まで「コモディティ化」しないもの

ビジネスの世界で「盗まれる」というのは、よくあることです。 ビジネスモデルが盗まれる。戦略をパクられる。がんばって書いたコピーをマネされる。 程度の差はあれ、模倣される、マネされる、パクられる、盗まれるというのは、ビジネスの世界ではよくあることなんだと思います。 それもそのはず。 「商品をよりよくしよう」「よりよいサービスにしよう」「効率的・生産的にしよう」と思えば、どんどんビジネスのレベルは上がっていって、最後のほうはどうしても似てきます。 掃除機だって、紙パック

やっぱ「第三者の評価」がいちばんの宣伝になるよね〜という話

CMを見て「購入」にまで至ることが減った買いものの仕方が変わってきました。 たとえば本。昔は新聞広告で見て何の迷いもなく本を買うことがありました。本屋さんで偶然見つけてそのまま衝動買いということもありました。「あ、これおもしろそう」と思ってそのまま買うことが多かった。 でも最近は「Twitterで誰かがオススメしていたから」とか「口コミでおもしろいって聞いたから」というケースがほとんどになりました。本屋さんで本を見つけてもその場でAmazonのレビューを確認して高評価だっ

Twitter攻略の方程式を考えてみた

Twitter難しいんじゃないか説最近思うのがですね、Twitterってたった140文字だし誰でも気軽に始められるしすぐに使いこなせる簡単なメディアのように見えるのですが、実はとんでもなく難しいメディアなんじゃないか、ということです。 なんとなく、サーフィンに似ている気がします。サーフィンってただ海の波を見極めて、そこに乗っかるだけ。外から見ていると、誰でもできそうだし、誰でもうまくいきそうなんですが、いざやってみるとめちゃ難しいですよね(やったことないけど)。大きな波に毎

発信力を高めたいならSNS上に「人格」を生み出そう

 最近、WEBでの情報発信を多めにしています。  ツイッターだけでなくnoteでも思ったことや考えていることを伝えるようにしてから、フォロワーさんがよく反応してくれるようになった気がします。「いいね!」をしてくれたり、コメントをくださるようになったのです。  それは、「竹村俊助」という「人格」がフォロワーさんのなかに生まれ始めてきたってことなのかなと想像します。発信すればするほど、ぼくの考え方、性格、世の中の見方などが伝わっていき、「輪郭」がハッキリしてきたのではないかと