ひとり親の両立支援に必要な事業は?

ひとり親にかかる金銭的な負担はなるべく軽減させたいですし、むしろ多く与えてあげたいです。

そこで、補助金や助成金などを利用した方が事業を進めるにあたって有利ですよね。

補助金関係は全国にたくさんあって調べるだけでも大変です。
実際に申請する時のタイミングにもよりますが、まずはそこへ応募出来る資格を得るための基盤を作っていきます。

例えば、千葉県では就業環境が厳しいひとり親の就業支援を行うとともに養育費確保支援等を行い、ひとり親家庭の自立のための支援の委託団体を公募しています。
本日時点ではもう募集が終了していますが、採択にあたって審査される項目を確認してみます。

・組織の安定性
・就業支援事業
・就業支援講習会の受付事業
・養育費等支援事業
・面会交流支援事業

・業務の管理運営
・実績
・所要経費

参照:令和3年度千葉県母子家庭等就業・自立支援センター事業委託業務

現在千葉県から受託されている事業者は、「一般財団法人千葉県母子寡婦福祉連合会」です。

事業内容を上記の審査項目に当てはめて見てみます。

・就業支援事業
仕事に関するお悩みを一緒に考える場所の提供やライフプランの作成お手伝いしています。

・就業支援講習会の受付事業
土日開講・託児つきの就業支援講習会を実施しています。
提供している内容は、MSOffice基礎+Excel応用・実務などパソコン講座や介護講座(介護職員初任者研修)です。

・養育費等支援事業
法律専門家による「養育費問題」を専門に扱う「無料法律相談」を行っています。

・面会交流支援事業
面会交流を家庭裁判所の調停委員経験者等による付添いや受渡し支援等とその費用の助成を行っています。

こちらの団体は歴史も古くてとても大きな団体なので幅広くサポートをしています。

自分ひとりで始めるには少しハードルが高いので、まずは「就業支援事業」と「就業支援講習会の受付事業」の2つに特化して進めていきたいと思います。

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