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ATUSI
2021年10月12日 22:19
大手総合商社、伊藤忠商事の創業者である初代伊藤忠兵衛は、伊勢大阪と並ぶ三大商人のひとつ、近江商人の家に生まれ、1858年に15歳で持下り商(いわゆる行商人)として開業。肩に担ぐ天秤棒一本で麻布などを堺や紀州に売りに行き、行った先の産物を仕入れては、また持ち戻って売っていたという。 1872年、大阪に呉服店を開業。その折、店員たちに説いた言葉がある。「商売は菩薩の業(行)、商売道の尊さは、売り