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まさかこんなことになるとは・・・と言う前に

こんにちは、
仕事カウンセラーのこずえです!

仕事の悩みを解決し、自分らしく働き理想通りの人生にするためのヒントを発信していきます!

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さて、、、

本業はケアマネなのですが
病院から依頼がありました。

「利用者が退院するので
 自宅に帰ってからの支援をしてほしい。

左大腿骨を骨折し
リハビリ病院に入院中の方が退院するので
自宅に帰ってから介護保険サービスで生活の支援をお願いしたい。」

とのことでした。

80代女性。認知機能低下がみられる。

要介護1の女性で歩行にふらつきがあり、自宅内では杖が必須。
また掴まるところがないと、室内の転倒リスクが高いとのこと。

50代の息子と二人暮らし。

息子は仕事が忙しく、休みは不定期。
朝から夜10時まで仕事があり、日中はほぼ不在。

息子から
「本当はデイサービス(1日スタッフの見守りで食事ができ、入浴も入れるリハビリもできる)に利用してほしいけど、母親がなんていうか・・・あとお金が厳しいかもです。」

そうなんです。結局、福祉用具で手すりなどの提案をし
デイサービスの提案をあれこれしても、お金がないんです・・・と言われてしまったらそこまでなのです。

息子は仕事をしているけど、今まで好きな趣味にお金を使い、ほぼ貯金はなく、まだ家のローンがある。

母親も少ない年金で貯金がない状態。

そんな状態でケアマネがついたとしても、最終的にはお金がないと言われてしまったらそこまでなのです。

息子からは
「まさか母親が骨折をするなんて思ってもいなかった。しかも骨折なんて。
 母親はお金のために仕事もしていたのに・・・僕だってお金がない。」

そうなのです。
80代の女性。だけど息子にとってはいつまでもテキパキ動く母親。

まさかこんなことになるなんて・・お金がかかるなんて・・

介護業界に務めている人であれば、ある程度の予測やイメージはできるので、自分の両親や祖父母には
〇〇した方がいいよ。
そろそろ自転車はやめた方がいいよ。なんて助言ができるのですが

全く関わったことがない業界ですと、全くの無知なのです。

最近、同居している家族で
「まさか介護でこんなお金がかかるとは」
「老人ホームがこんなにかかるとは」
「老後のお金なんて貯金ないですよ」なんて仰る方が多い。

介護だけではない、会社員の方も
「まさか自分が勤めている会社が倒産するとは・・・」
「まさか自分の職が無くなるとは・・・」

と自分の予期しないことが起きるなんてと絶望をしても
時間は流れていきますし、時代のスピードは早いです。

だからこそ、会社員の方、もしくは時間がある方は
不測の事態に備えておくことの重要性が分かったような気がしました。

・今何も問題ないから、このままでいいや~
・行動するのは面倒だからそのままでいいや~
と思っている方もいれば
一方では何があっても大丈夫のように準備をしておこう。
本業で時間ができたから副業でもしようか、勉強をしておこう。と行動や準備をしている方の方が
何かあった時に安心して次のことを対処できます。

国のせいもでも周りのせいでもない。

だからこそ、平穏で何もない時にいかに準備や行動が大切だと気づいたことです。

そして、今まで平穏・何もない時間にこんなに穏やかな時間をありがとうと感謝する気持ちも大切だな~と改めて感じた1日でした。

読んでいただきありがとうございます。

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