見出し画像

妻が夫を自宅で介護をする覚悟をした

今日は新規が3件依頼が来ているので、対応に追われそうです。

訪問看護を立ち上げてから、今年で3年目になったのですが、連日のように新規が続いているのですが、

その中でもケアマネジャーからの依頼が多いのですが、

すぐに訪問看護に対応できる依頼と、話しを聞くとまだまだ先の話しの依頼?と2パターンに分かれます。

当然すぐに対応できる依頼の方がとんとん拍子で、ことが進むので、利用者さんには迷惑がかからず対応できることがあります。

その反面、時間がかかる新規の依頼ですと、ケアマネジャーがダラダラ利用者さんの話しをした後に、結局どうしたら訪問看護の導入をすればいいのか分からない。だけど、早く訪問いれないと、病状が悪化してしまう。そのような状態を最近増えてきました。

ケアマネジャーが介護認定を受けた利用者さんに対して、介護サービスを利用したい方にケアプランを作成します。そのケアプランに、自宅で過ごすためには医療的な処置が必要な方に対して訪問看護が導入されるのですが、うまく進まないケースは

・家族に訪問看護を導入する理由がうまく説明できない

・病院とうまく連携がとれない

・そもそも訪問看護をどう利用者さんに入れればよいか分からない

要するにケアマネジャーの知識不足であることがあります。

正直に分からないから、どうすればいいか教えてほしいと一言教えてほしいと言ってくれれば、とても有難いのですが、ただ依頼だけあり、そのままにしてしまう、、、ということがあり、

こちらから確認の連絡をすることが多くあります。

こちらが、もっと訪問看護とは何をするのか?という存在やあり方をもう少し教えてあげるべきなのか?と思うこともありますが、この地域の訪問看護を広げていくためには、もっと相互しながら地域医療に取り組む姿勢が大切なのか?と思いながら仕事を進めています。

うん、何かチラシや小冊子があった方がいいのかな、、、。上司に相談をしてみようと思いました。

昨日は、夫婦2人暮らしの80代と70代の夫婦の契約に行ってきました。

夫が誤嚥性肺炎と難病で、半年以上入院していた方が、家族から入院費が支払いきれないから退院させて、最後の棲み処は自宅で過ごしたいという希望があり、自宅に戻ってきました。

寝たきり状態で病院から戻ってきました。在宅酸素は手放せない状態。

今まで鼻から管を入れて栄養を入れていましたが、ご本人の負担のことを考えて、訪問診療の先生が鼻の管はとってくれました。(経鼻栄養)

またすぐに誤嚥性肺炎になる可能性があるので、今後は食事・水分は一切してはダメと病院から指示が出ていました。


基本的には週4日程度、点滴をするのみになります。喉にたんがすぐに詰まってしまい、ゴロゴロしている状態である為、できれば1時間に1回は吸引機でたんをとって下さいね。と、

主治医に言われた奥様が、病院で一生懸命教わったのですが、結局使い方が分からず、本日、うちの看護師に一から教わりながら本人のたんを吸引していました。

これから毎日ヘルパーが入り、服の交換と排泄の交換に入ります。

看護師はたんの吸引指導と点滴で対応する予定ですが、一番これから大変になるのは奥様になります。

奥様は、夜も寝れなくなりそうね、、、と張り切っていましたが、夫が退院してくる不安から、今日の朝には血圧が200を超えたそうです。

これは血圧が高すぎていますし、奥様のこれからの心労を考えていくと、夫婦共倒れにならないかと不安になところはあります。

家族の介護負担のことを考えながら、家族支援をしていくことはもちろんのことなのですが、

全くの介護をするのが初めての奥様に、どう介護の基本を教えていくか課題となっています。

介護ヘルパーは他の事業所なので、そちらと上手く連携をとりながら、

奥様にどうしたら、負担なく介護ができるのか?お互いの事業所が提案できればいいか考えていこうと思っています。

この話しは、他人事ではなく、私ももしかしたら老後あり得るかもしれないと思うと、今この時間を大切にしていこうと、改めて夫の大事さ、家族の大切さを振り返ってしまうのですよね、、、。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?